Minato's memo

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ドーピング

まさか半年後にまたドーピングトークをするとは思いませんでしたが(汗) 体操女子のルーマニア、ラドゥカン選手のエフェドリンの一件です。こう言ってはなんですがこれは選手が可哀想とかの以前に何で協会毎に禁止薬物の種類が違うんでしょうかね?これスポーツ界全体できちんとした統一基準があればこんな騒ぎにならなかったのに…と思います。ドーピングって、筋肉増強剤みたいに日常的に使用して身体を作り替える目的のものと競技中に一時的に作用させるものとに分けられると思いますが体操の場合はやるなら継続的に使う方なんだろうなぁとは思います。一時的に作用させるものというのは短時間のうちにこそ効果を発揮するので体操競技みたいに長時間拘束される競技には向かないし、身体を作り変えるものはそんなのとっくに検出されるだろうし(笑)だから体操競技とドーピングは結びつかないと言われるんですよね。ただ女子選手の場合は年令詐称とか成長抑制剤とか別の形での違反はたまーにありますが。いづれにしてもこんなに注目されるとはIOCも思わなかっただろうなぁ。重量上げなんかどうよって感じですが。選手ってアンケートによると「もし記録が出るなら、ドーピングによって寿命が縮む事になってもかまわない」という意識があるのも事実なんですよね。それだけ日々ギリギリのところで闘っているのかと思うと競技を見ててつい泣けてしまうのですが(笑)でも女子マラソン小出監督ではありませんが、「金メダルの為の人生」なのではなく「人生の糧としての金メダル」であるべきなんですよね。選手でいるより、その後の人生の方が遥かに長いのだから所詮刹那的でしかないドーピングはやはり本質からは外れているとは思います。でも、体操が「五輪競技の華」と言われたところでじゃあ全日本とか見てる人なんてほとんどいないでしょう?だからこの騒ぎも五輪ならではなのかな、とか思います。