Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

フィギュア漫画夜話

巷に最近溢れる「フィギュアもの」と書くとアキバ系のよーですが(個人的にアキバがあんな風に豹変していったのが信じられない・・・・「男に会いにアキバに行く」@大瀧詠一の頃を返してくれ~!)五輪シーズンを前に何故か「フィギュアスケート漫画」が何本か連載されています。スケート漫画の大御所(?)槇村さとるに少年漫画では初?というもの、そしてこの10月からはアニメになるものも。噂には聞いていたのですがなかなか本屋に売ってないし、まだ連載が浅いのでストーリー展開が微妙だったりと。で、ようやく少年漫画の方の「ブリザードアクセル」を購入しました。いや、少年漫画でフィギュアをやろうとした勇気が素晴らしいです(決してマイナーでないサンデーだし)回が進むにつれて苦戦が強いられるのが目に見えますが(今も既に掲載位置が危うい)そうはいっても男性の描く表現力のシーンは、はやり迫力があって違う魅力があるなとは思いました。選ぶ曲も少女マンガ系とはひと味もふた味も違うし。キャラの一人が「ボレロ」をやろうとしているのはちょっと厳しいかも。読者層は不明ですが、プルシェンコやジョルジュ・ドン、ドーナツスピンなら柴田君(JGP優勝おめでとう!)は女性向けかな。主人公はどうみてもストイコタイプのはずだけどこれをどこまで表現出来るか、見物です。ただ、スケートの点数は「観客」では決まりませんよ。

槇村さんのは本誌掲載のものを立ち読みしました(買えって)槇村さんは視点がコーチや協会寄りで異色ですね。有香ちゃんプロトタイプのキャラには笑いましたが、バックグラウンドものはかーなーり覚悟がないと描ききれないかと。何しろSさんがね・・・。槇村さんの過去のフィギュア漫画は全て持ってまして一番好きなのは「白のファルーカ」です。あんな大人な女の子、日本にはいないよな。「愛のアランフェス」は本田君の「アランフェス」を見てようやく世界を理解出来たというか。継続連載でなかったせいか主人公の変質が少し気になりました。「ボレロ」はこんな主人公更に日本にいないよ(苦笑)「ボレロ」という曲とストーリー展開がいまいち合わさってない印象でした。

アニメになる分は購入しなかったのでまた後日。一応アニメチェックするだろうけど大爆笑かな、きっと。アニメといえば以前書いたかな、「ヤダモン」(注「こんな子いるかな?」ではない)というアニメの中で掃除クリーナーロボをスケート靴として改良したもので主人公がスケートをするシーンが出てくるのですが、「ルッツ」を飛んでました。回転数は忘れた。多分ルッツが一番作画としては易しいからだったと思います。

スケート漫画は一応コレクションしていまして、先日川原泉の「銀のロマンティック・・・わはは」を手に入れ、ほとんど揃っている状態です。上原きみこの「青春白書」もあるし。漫画として解りやすいのははやりベテラン赤石路代「ワン・モア・ジャンプ」かな。いずれこれらの漫画ネタも大ツッコミ大会をやりたい位です。