競技日程
3月20日(火)CD
22日(木)OD
23日(金)FD
ダンスは五輪メダリスト金と銅が抜けたのと五輪のみ復帰カップルが抜けてフレッシュ感が増してます。一気に台頭したカップルあり、自力を上げてきたカップル有り、円熟味を増したカップル有り、試行錯誤のカップル有りとなかなか面白い(厳しい)戦いになるかと思います。北米勢が強くなってきているのも特徴です。31組エントリー、フリーダンスは24組。CDの課題は「ルンバ」ODの課題は「タンゴ」
Marie-France DUBREUIL /Patrice LAUZON(CAN)
2006年世界選手権2位
2006年GFP2位
2007年四大陸選手権1位
OD:Paya d'Ora performed by Orquesta del 他
FP:At Last by Etta James
PB:203.69(2004年スケートカナダ)
RK:1位
大人のムードたっぷりな古き良き貴婦人、貴公子なカップル。トリノ五輪の落下事故を乗り越えて世界選手権銀メダルは記憶に新しいところです。フリーダンスのタイトルが意味深で今季でラストなのかなと思いつつ、バンクーバーまで続行らしいのでまずはこの大会で1番を狙いたいところです。
Albena DENKOVA/Maxim STAVISKI(BUL)
2006年世界選手権1位
2006年GFP1位
2007年欧州選手権3位
OD:Libertango by Astor Piazzolla
FP:Lacrimosa - Requiem by W. A. Mozart 他
PB:210.44(2003年フランス大会)
RK:3位
現世界チャンピオンカップルでGPFまでは2連覇に死角なし、という感じだったのがユーロでまさかの3位。独特の美意識のある衣装とモダンでスタイリッシュ、でも情熱的な演技を見せてくれます。デンコワさんが現役選手ながらブルガリアスケート連盟会長職に就いたというびっくりニュースもあります。それで集中力を欠いているのではというのが解説の方の見解でした。
Oksana DOMNINA / Maxim SHABALIN(RUS)
2006年GFP3位
2007年欧州選手権3位
OD:Tango by Astor Piazzolla
FP:Polovetsian Dances (from Prince Igor)by Alexander Borodin
PB:199.16(2007年欧州選手権)
RK:4位
今季大躍進したカップル。ロシアンらしい濃さを全面に出した演出から何から非常に凝ったカップルです。大きい大会では思ったより上位に来ていないのでどちらかというと数年先にさらにブレイクするカップルかもしれません。
sabelle DELOBEL/ Olivier SCHOENFELDER(FRA)
2006年GFP4位
2007年欧州選手権1位
OD:Tango Volver by Maxime Rodriguez
FP:The Untouchables (soundtrack) arrangedby Maxime Rodriguez
PB:211.15(2005年ロシアカップ)
RK:5位
どうも4位コレクターです。多彩なアイディアが凝縮したお洒落なプログラムと時々やっちゃった感漂う衣装とのギャップが面白いです。今季ユーロチャンピオンになり、世界大会で念願のトップが狙えるかも?イザベルがウエイトを絞ったようにみえるのでひょっとしたらひょっとするかもです。
Tanith BELBIN/ Benjamin AGOSTO(USA)
2006年トリノ五輪銀メダル
2007年四大陸選手権2位
OD:Concierto para Quinteto by Astor Piazzolla他
FP:Amelie (soundtrack) by Yann Thiersen
PB:221.26(2005年世界選手権)
RK:6位
五輪終了時はどう考えても次はこのカップルの時代だと思ったのですが、今季は出遅れました。フリーのプログラムの評価がイマイチな上、ベルビンのウエイトオーバーな感じが少しありトレーニングが上手くいってない印象。全米でフリーを変更し、どうにか追いついてきました。相変わらずベルビンは美人です(笑)アゴストの世界一のリードでどこまで上げてこられるかが見所。
Tessa VIRTUE/Scott MOIR(CAN)
2006年世界Jr.1位
2007年四大陸選手権3位
OD:Association Tango
FP:Valse Triste by J. Sibelius
PB:184.89(2007年四大陸選手権)
RK:9位
昨季のジュニアチャンピオンカップルがシニア参戦。基礎的な動きは評価が高く、カップルとしての個性はこれからとはいえ、今しか出来ない演技でもまた素晴らしい良さを発揮してくれています。アメリカの若手カップルとはいいライバルになってゆくでしょう。ダンスカップルとしての濃さが出てくるのが楽しみであり、残念であり(親心)
Jana KHOKHLOVA/Sergei NOVITSKI(RUS)
2007年欧州選手権4位
2006年GPF5位
OD:Tango Jalousie by Jacob Gade
FP:Aranjuez Mon Amour by J. Rodrigo
PB:180.57(2006年NHK杯)
RK:10位
ドムニナ&ジャバリン組が演出力ならこちらは身体の稼働域の広さで魅せるカップル。女性の柔らかさは屈指の印象。結構好きなカップルなのでもっと上位を伺ってくれるといいなと思います。
Melissa GREGORY/Denis PETUKHOV(USA)
2006年GPF6位
OD:La Cumparsita Tanguera
FP:Preliator by Yoav Goren Sarabande by Yoav Goren
PB:183.97(2005年四大陸選手権)
RK:11位
昨年の世界選手権での解説が象徴的ですが個性と演目や演出に時々ズレがある困ったところがあります。今季のフリーはまぁまぁいいかなと思うのですが上位進出となると少しセンスが甘いという印象です(厳しい?)
Meryl DAVIS/Charlie WHITE(USA)
2006年世界Jr.3位
2007年四大陸選手権4位
OD:A Los Amigos by Astor Piazzolla
FP:Polovetsian Dances from Prince Igor
PB:179.69(2007年四大陸選手権)
RK:12位
2006年NHK杯で来日して「豊の部屋」のインタビューとEXの「くるみ割り人形 花のワルツ」で一目ぼれしました。すごい可愛いです。そのまま閉じ込めておきたいですがダンスカップルなので成長を見守りたいと思います。
Nozomi WATANABE/Akiyuki KIDO(JAN)
2007年アジア大会金メダル
OD:Tango
FP:Fantasie by F. Chopin
PB:166.84(2005年四大陸選手権)
RK:20位
今季でラストになります。本人達の演出力でどうしても北米勢に遅れをとってしまいますが、技術的正確さはかなり上位を伺えるカップルです。で、何故最後にショパンの「幻想即興曲」なのか理解に苦しむのですが(笑)ラストダンス、悔いが残らないよう頑張って欲しいです。