今年も楽しかったです!FOI。アットホーム度とプロフェッショナル度は程よくブレンドされている気がしました。オープニングが有香ちゃん演出の「クレイジーフォーユー」でエンディングがシェイリーン演出の五輪ファンファーレから「1492」という、割と日本人好みのストイックな演出がされていました。あそこだけでも見応えあり。エンディング後の一発芸大会はかなりグダグダでしたが、それもご愛嬌というかバッティング大会になったのが普段球技やらない子達なのにね~と思ったりもしました。CS加入しないと。今日の公演はまたノリノリでファンの方のテンションも異常でした(いい意味で)
順に。「自己推薦枠」(大学入試みたいだな)の村元小月ちゃん。大人っぽくなっていますね。金色の衣装で格好良くトップバッターを勤めました。
ヤマト君。「FOIがなかったら滑るのやめている」という寂しいお言葉でしたが、1部の王子様系は「シェル傘」を彷彿させ、2部ではやんちゃなとこを見せてくれました。髪の毛ばっさり!でした。
本田君「ハナミズキ」と「ライエンダ」でした。「ハナミズキ」は風情が深くもちろん良かったですが私的には「ライエンダ」が心鷲掴みでした。演技的には適当感があったのですが、あれかなり古いプログラム(確か2002~2003年シーズン)なので仕方ないとして、今回来日したカートのために選んだと思いました。カートが振り付けたもので当時話題に。演奏はヴァネッサ・メイ。本田君の全盛期を思い出してました。
小塚君は今季のFSですね。イーグルが効果的に使われています。有香ちゃんプロ、五輪お披露目ですかね??早くフルで見たい。
シェイリーン。2プロとも格好良くてセクシーで身体の動きが凄くてアイディア満載ですごい人です。カップル競技出身でこれだけソロでやれる人もいないですね。
有香ちゃん「Time After Time」!すごい好きな曲です。(但し映画「ダンシングヒーロー」のタラ・モーリス版)アレンジの入った曲の音を本当に丁寧に拾って。ものすごい盛り上がった中のスローな曲で心配でしたが、清涼感ある優雅さでファンで良かったと思わせてくれました。
鈴木明子ちゃん「ウエストサイドストーリー」すごい盛り上がり。競技会で見るのが楽しみ。ここから会場スタオベ大会という感じでした。アニタっぽいですね。本日のエンディングで振付けたシェイリーンとのユニゾンというおまけもありました。
ベルビン&アゴスト。「手紙」を小道具に使うという、ちょっとヨーロピアンチックな演出の演技。衣装の露出がちょっと・・・という気もしますが、大人っぽく。
ライサチェク。真面目だな~と思わせる、ノリの良い曲でもやや堅い印象。「ラプソディ・イン・ブルー」もやっていたらしいです。そっち見たかったな。
パン・トン。すごい盛り上がりますね。切れも良いし、五輪メダルは射程?
そしてそして自分的目玉、カート。3Sまで飛んでました。真のエンターティナーだよなと思います。もう自国のCSOIくらいでしか滑っていなくて、コーチ業も家族との時間優先でそんなにやっていない貴重なスケーターです。生で見られて良かったです。
静香ちゃん。「キッズスケーター」とのコラボはちょっと今回は弱かったかな。去年が良すぎでしたからね。そしてスパニッシュ系。まだまだ情感というか凄みという点では物足りないですが新境地の演技だったと思います。
長らくお待たせしました、大ちゃん。というより帰ってくると去年不在だった感がないですが、日本情緒溢れる、奇麗さでレイバックスピンを見せ場にするという、今迄にない演技でした。私離脱直前のEXと復帰のEXを見られたことになるのですね。感慨深いです。トークは相変わらず天然(笑)先行して新聞の写真の表情を見たのですがまだ勝負師の顔にはなっていないので、これからもっと深く、研ぎすまされてゆくのが楽しみです。
今回バナーコンテストというのをやっていたのですね。知っていたら作ったのに。プロなので、「どういうものが受けるのか」考えて作ったのにな。採用者のフラッグをエンディングに使うという、ファン冥利に尽きる演出をしていました。
今回有香ちゃんの演技の時のメッセージで「コーチとして参加することが長年の夢です」とあり、「あ、次の五輪解説しないんだ」と思い当たりました。アボットのコーチとして来るのも楽しみですが、解説が聞けないのはなぁ。女子だけやるとかダメ?ペアは若松さん、ダンスは樋口さん(みやけん?)、男子も本田君が大ちゃんに付くのでは??ということで復活五十嵐さん?有香ちゃん「パパもコーチ」で、振付けもやって、自身もコーチで五輪参加って、どんだけすごいんでしょうか。叶うといいですね。
そして来年もまたFOI、見たいな。