Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

2010世界フィギュア(3)

朝起きて、さて何で男子フリーの結果を確認しようかと考えてリザルトを見に行ったマニアです(笑)すごいなぁ・・・と思いつつ、そういや小塚君は??と一瞬見つけられなくて、12位という結果にびっくりして「あ、でも来年も日本3枠大丈夫なのか」と、そっちの心配しました(おい)正確には総合10位なので楽勝で3枠でした。フリーの順位が12位。アメリカも3枠かぁ、とか、ジャッジスコア見てバンデルペレンのファーストジャンプのスコアにびっくりしたりとひとしきり堪能した後、大輔君のフリーをフジ版とスカパー版と見てから仕事に行きました。

4Fかぁ、まずそれにびっくりしました。しかも降りてるし!回転不足でしたが、4Fなんて冗談だと思っていたので(マスコミの飛ばし記事だと思っていた・・・・)ある程度形にまとめたのに驚き。その後はコンビネーションジャンプの苦手なとこを見せながら、ほぼノーミスという王者の演技でした。ジャンプ構成で最後が2A+2T(+2)ですが、4Fを3Fにする選択肢もあったようなのでこのようになりました。去年の今頃、ようやくリハビリの出口が見えたところという状態だったのに、五輪とワールド、超一流という域に帰ってきてくれた事が本当に素晴らしいなと思います。裏ワールドで最終滑走、実は幕張の有香ちゃんと同じです。あの時のどきどき感ほどではないですが(あの時はごはん食べられなくなったから)緊張しました。

五輪で、というより役者が揃った中でこの演技が見たかったという欲もありますが、「金メダリスト」という称号はこの後ずっと残りますからね、タイトルに負けないようなスケーター人生を歩んでくれればいいな、そう思います。100回目の記念大会での優勝。トリノ五輪からトリノワールドへの「道」をなぞらえたような滑走順といい、生き様にドラマを感じる、千両役者だなと思いました。本当におめでとう。

今、また男子フリーを見ながら書いてます。小塚君・・・(苦笑)調子が良かったんですよね。欲があったのかな、それが4Tの転倒後あからさまに動揺が見えました。ひとつひとつの技に対する集中力が欠けてしまっています。ま、こんな日もありますね。今季は3Aがずっと調子が悪かったので技術の信頼感が自分の中に乏しかったのかな。3Aと4T、自分の中に上手く同居出来る日がきますように。ジュベールはフリー4位でメダルに届かなかったのかなと思ったのですが、総合3位。2度の4Tにジュベールの意地を感じました。今季ずっと調子が上がらなくて、その究極が五輪だった、そんな印象です。ニースのワールドまでやるのかな?ナショナリズムを背負うとちょっとダメなようなのとピークが3月に合うように出来ているのかしらね。ブルジナは何と言うか、来季怖いです。ワールドが一番出来よかったですし、調子に波がないというだけでも充分(ほら同郷の方がね)パトリック・チャンは来季どのようになるのか。3Aの降り方がずっとあんな感じですよね。ローリーニコルがジャンプコーチとしてどうなのか悩ましいところです。アボット&リッポンのアメリカコンビがほぼ同じような出来。アメリカは全米がピークになってしまうからなぁ。アボットの良い演技、生で見たいな。

バンデルペレン、現役最後の演技なんですか。4+3+3、すごいよ。使用曲がISUのプロモーションVTRと同じで、狙ったのかな。あの映像とてもテンション上がるんですよね。お疲れさまでした。いい顔していました。

放送最後の小林千鶴さんのコメントにぐっときました。映像は何ですが(大ちゃんのインタビューカット・・・)スポーツファン、スケートファンに対する優しいコメント、逆にありがとうございます。深夜放送で大変なのに、寝ててすいません・・・。