Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

2010年グランプリシリーズファイナル(1)

公式HP

途中の内容がなしずくしになりましたが・・・・すいません。どうにも時間がとれませんでした。

グランプリシリーズファイナルです。ほぼ、予定通りのメンバーかと思うのですが、日本勢が6名1組という昔のアメリカ状態で、大変な時代になったものです。

(男子シングル)

1 Takahiko KOZUKA JPN(中国1位/フランス1位)

2 Daisuke TAKAHASHI JPN(日本1位/アメリカ1位)

3 Patrick CHAN CAN(カナダ1位/ロシア2位)

4 Tomas VERNER CZE(中国3位/ロシア1位)

5 Nobunari ODA JPN(カナダ2位/アメリカ2位)

6 Florent AMODIO FRA(日本3位/フランス2位)

Substitutes

7 Jeremy ABBOTT USA(日本2位/ロシア3位)

8 Brandon MROZ USA(中国2位/フランス3位)

9 Adam RIPPON USA(カナダ3位/ロシア4位)

日本勢のライバルは日本勢、なんだな、感慨深いです。今季はアウェイで2勝してきた小塚選手の方に勢いを感じます。元々TESが高いオールラウンダー型選手なのですが今まではシーズン序盤は取りこぼしが多くあまりそんな風にはみえないとこが弱点でした。今季は初めからその点でのミスがない。試合が続くと痩せて体調を崩すらしいのですが、それを乗り越えられるかが鍵かな。対抗は高橋選手ですが、今季試合での3Aの調子がちょっと良くないなと感じています。あとスピンね。ステップはね、もう堪能するだけです。

他の選手でいえば、トマシュ、期待をかけると外してしまうので(苦笑)能力は素晴らしいんですよね。スタミナが問題なだけで(あとハートか)パトリック・チャンも4Tを入れ始めたために3Aが崩れている状態です。安定感では織田選手ですが、早々にジャンプの違反をやったので厄落としということで、良いのかな。アモディオはプログラムに救われていてフィギュアスケートの本質的な演技としてはどうかな。点の上限がみえていますので他の選手のミスを待つ形だと思います。

獲得した点数によって大輔さんの後が小塚君という形です。中国で大輔さんの演技、どうみえるんかな(笑)小塚君はスケート技術として世界最高峰のもの持っていて初めて直接比較されるというのが怖くもあり、楽しみです。

(女子シングル)

1 Miki ANDO JPN(中国1位/ロシア1位)

2 Alissa CZISNY USA(カナダ1位/フランス3位)

3 Carolina KOSTNER ITA(日本1位/アメリカ3位)

4 Kanako MURAKAMI JPN(日本3位/アメリカ1位)

5 Akiko SUZUKI JPN(中国2位/ロシア2位)

6 Rachael FLATT USA(日本2位/アメリカ2位)

Substitutes

7 Kiira KORPI FIN(フランス1位/日本4位)

8 Mirai NAGASU USA(中国4位/フランス2位)

9 Ashley WAGNER USA(日本5位/ロシア3位)

何事もなければ安藤選手の初優勝が期待できます。能力差がちょっとありすぎ。ただ、怪我をしてしまったのでどうなっているかが心配です。シズニーはSPが良くないですね。難しいのかな。2戦ともSPで出遅れてフリーで巻き返すという形です。コストナーは膝に故障を抱えていて試合に出ている場合ではないはずなのですが・・・・。違う意味で心配。

村上選手はデビュー選手特有の「勢い」というものがあります。靴のトラブルが解決されてきたら急激に出来が良くなってきていますね。連戦というものの心配は山田組にはない、ということで。SPはちょっとんー、という感じがしましたがフリーは若さあふれる、パワフルな演技で好きです。鈴木選手は2戦とも安藤選手と一緒でフリーで逆転されている形です。フリーは本来もっと点が出てきそうなのですが、後半のスタミナ切れからくるミスが多いかな。フラットはパワフルですがもう少し丁寧な演技をした方が良いかもですね。

(ペア)

1 Aliona SAVCHENKO / Robin SZOLKOWY GER(アメリカ1位/フランス1位)

2 Qing PANG / Jian TONG CHN(日本1位/中国1位)

3 Vera BAZAROVA / Yuri LARIONOV RUS(日本2位/フランス2位)

4 Kirsten MOORE-TOWERS / Dylan MOSCOVITCH CAN(カナダ2位/アメリカ2位)

5 Lubov ILIUSHECHKINA / Nodari MAISURADZE RUS(カナダ1位/中国4位)

6 Wenjing SUI / Cong HAN CHN(中国2位/アメリカ3位)

Substitutes

7 Narumi TAKAHASHI / Mervin TRAN JPN(日本3位/ロシア2位)

8 Caitlin YANKOWSKAS / John COUGHLIN USA(日本4位/中国3位)

9 Paige LAWRENCE / Rudi SWIEGERS CAN(カナダ3位/ロシア5位)

完全にドイツVS中国、ですね。本来なら川口組もいるはずですが(ロシア1位)、この大会に関してはこの2組の一騎打ちでです。個性のドイツかスケール感の中国か。中国大会なのでパントンの方が有利かな。対抗はロシアのバザロワ&ラリオノフ組。2試合とも1位通過の組とぶつかっての2位なので実力はあると思います。気付ばロシアから2組ですね。やっぱりペア大国だなと思います。

スイ・ハンはJGPS一位通過で、どちらに出るかまだ未定だそう。高橋組といい、次世代ジュニアは逸材揃いです。

アイスダンス

1 Meryl DAVIS / Charlie WHITE USA(日本1位/アメリカ1位)

2 Nathalie PECHALAT / Fabian BOURZAT FRA(中国1位/フランス1位)

3 Vanessa CRONE / Paul POIRIER CAN(カナダ1位/アメリカ2位)

4 Ekaterina BOBROVA / Dmitri SOLOVIEV RUS(中国2位/ロシア1位)

5 Kaitlyn WEAVER / Andrew POJE CAN(日本2位/アメリカ4位)

6 Nora HOFFMANN / Maxim ZAVOZIN HUN(中国4位/ロシア2位)

Substitutes 

7 Maia SHIBUTANI / Alex SHIBUTANI USA(日本3位/アメリカ3位)

8 Madison CHOCK / Greg ZUERLEIN USA(カナダ3位/フランス3位)

9 Ekaterina RIAZANOVA / Ilia TKACHENKO RUS(アメリカ5位/フランス2位)

予想も何も、何事もなければデイビス&ホワイト組の圧勝でしょう。今季はアイスダンス界、大荒れで唯一残った実力者でもあります。対抗はペシャラ&フルザ、小粋系のプロをやらせたら彼らが一番、ちょっと女性の体型変化が気になりますが、順当に2位に入ってくるでしょう。6位通過のハンガリーペア、一年前五輪のプレビューを書くのにワールドスタンディングが低過ぎて戦績を探すのに苦労した覚えがあります。ロシア大会3組が棄権するという波乱を運に変えた形です。これを機会に上位進出を狙えるといいですね。シブタニズ、次点なのか。生で見たかったな。

今回は中国まで行ってきます。チケットは結局現地購入に変えました。窓口で買えそうなほど、今の所余っているようなのでそうしました。当日無くなっていたりして(汗)中国か、こういう形で行くとは思っていなかったので、違った感慨があります。