フィギュアスケート観戦旅、グランプリシリーズファイナルを見に中国、北京まで行きました。JALのマイレージが貯まっていたのでサーチャージのみ支払ってます。観戦チケットは日本開催の国際大会と比べるとだいぶ安く、開催規模の割に安い手配となりました。
オープンして間もない羽田空港国際線ターミナルからの出発です。真新しく気持ちよいです。
クリスマスの飾り付け。
機内食はなかなか嬉しい内容でした。見た目が楽しいし、食べやすくて良かった。
ただ、機内は異様に暑く、空気が乾燥していたのが辛かった・・・。
北京市内強風のため、出発が1時間遅れ、着陸は30分押し、競技開始時間にはもういろいろ間に合わないスケジュールとなりました・・・。
北京市内、地下鉄をはじめとした公共機関では入場するたびにセキュリティチェックがあります。慣れれば何てことはないですが、物々しい感じがします。
一旦ホテルに寄って荷物を置いて会場に向かいました。ちょっと古い感じがしましたが、広いです。外資系ホテル。フロントの人はとっても親切でした。
ホテルにではライブ的に記事アップしようと思ったら私のblogページ、アクセスできませんでした・・・アクセスに制限。Yahoo!とかもダメでした。
空港からタクシーを使うことも考えましたが、頑張って地下鉄で会場まで。
ホテルまでの経路はパトロール中の公安のお兄さんに聞いてます。「公安」と聞くとなかなか怖そうですが20歳位のまだ童顔な感じが残るお兄ちゃん。分かる場所まで案内してくれました。
競技会入場券の手配方法がよくわからず、現地調達(大胆だなw)
チケットオフィスが見つけられず、会場をぐるぐる。会場入り口で聞いて、会場の門まで戻って、また聞いて・・・・というやりとりの後、指さしたところは「車」。
半信半疑でいたら本当に「自動車」の中でチケットを販売していました。
どうやらダフ屋対策のようです。購入したチケットにシールを貼ってもらって
受け取りました。片やカタコトの英語に対して、中国語。寒くて筆談どころでなかったような。
選手の写真は肖像権のため、演技写真は非公開にします。海外ではノーフラッシュであれば、演技中の写真も撮影できます。日本はせちがない・・・。
謎のマスコットキャラクター。趙宏博兄さんがサイン攻めに遭ってました。
会場は代々木クラスの広さなのですが、入りは5割、日本でのフィギュア人気は突出しているなと実感。チケット代は一番高い席が880元で日本円で12,000円位、日本(というか東京)の物価を考えると安いのですが、よほどの裕福層でないと興味すら覚えないのではと思いました。
日本人の方も現地滞在者の他に私のように追っかけで来た人もいました。ほぼ同じ位の飛行機だったようです。現地の方のスケートを見る反応はとても素直で、観戦マナーはちょっと・・・でしたが(日本で禁止の撮影、海外はOKなのでバズーカーカメラが沢山いた・・・あれ雇われてるのかな??)感動するポイントなどは万国共通だなと。ペアのパントンへの声援は別格でしたが、でも実力で勝ちとったサフソルに対して決して非難めいた声はなかったですし、シズニーの時の演技終わりの沸き上がるような歓声に感動すら覚えました。日本のファンは裾野が広がってワールドなんか誰が出ても大騒ぎな感じになりますが肝心の「観る」という視点は果たして育っているかな、と自問しています。
髙橋大輔選手と小塚崇彦選手の衝突事故・・・(汗)直後のダメージは出た感じですがそれでもSPはノーミスですからね。小塚君はかなりナーバスでした。仕方ないですね。男子に関してはSPは織田君とパトリック・チャンの日でした。欧州組は仲良く華麗な1Aでしたwトマシュ、客となごみすぎ。女子は安藤美姫選手、プロ変更が裏目かな。こちらも今日はシズニーの日。滑りがとにかく素晴らしかったです。鈴木明子選手もも村上佳菜子選手も良かったですが、滑りの品質感が違い過ぎです。コストナーも素晴らしかったです。氷は柔らかめで会場の室温は高いかも。
いろいろありましたが、全体的にはいい大会だったなと思います。思い他感動したのは女子でした。男子は、正直パトリック・チャンはこないと思ってました。練習ではアクセルの調子良いようにみえなかったので。結果はSPとFSでの三度のアクセル、ひとつが着地がみだれただけ。カナダ人と中国開催は相性が良いんだなと思いました。パトリックがチャイナ系(香港ですが)というルーツも無視してはいけなかったですね。ペアはサフソル、何故あの演技が五輪で出来ないのか、それが五輪なのかな、とか思いました。ダンスはやはり寂しいです。メリチャリもペシャプルも好きですがライバル不在で。あと、ジュニアペア、高トラ大快挙です。演技の質が素晴らしかったです。
翌朝、ホテルでの朝食。今回外食がほとんどできなかったので、この食事は嬉しい。油条好き。
雲呑スープ好き。
天安門広場。天安門広場については、私が高校生の時に世界を震撼させた事件のレポートを書きまして。実際のその場所に来たことがなんとも言えない感慨でした。
故宮博物館、紫禁城です。「ラスト・エンペラー」の世界が広がります。
広い、とりあえず広い。
乾清宮
人が多くなってきました。
繁華街へ。地下鉄は一律1元。とっても計算しやすい。
王府井ストリート。北京のB級グルメストリート。
ゲテモノらしきものも多く、個人的には食べたいと思ったものはなく、結局お昼はデパートのフードコートに行きました。食文化堪能を全くできなかったのが残念。
帰りの機内食。なんとうどん。JALなので極端な味のハズレはありませんでした。
2泊のみの弾丸ツアーで、寒いのもありあまり滞在も観光もできず、中国もいつか、の国のひとつとなりました。
毎回帰国の時の方がバタバタするのですが、今回も最後に路線間違えるわ、中華食べこそねるわ、セキュリティチェックは大混雑で搭乗ギリギリになるわ(汗)今回行きがとてもスムーズだったんですよね。飛行機が遅れてしまいましたが、それ以外は細かい迷子はあったものの(注 方向音痴)初めて空港から現地までの移動を迷わず行けたので。帰国日は集中力が切れていたようです。中華は悔しい&中国通貨を大量に余らせてしまったので、もう一度観光できちんと行きたいです。中国、北京は結構気に入りました。やっぱり行ってみないと分からない事ってあるな。国際的にはいろいろあると思いますが、市井の人々はそんな事は関係ない中で生活している、そう実感しました。北京以外となると衛生事情がやっぱり心配なのですが、でも一度はちゃんと行かないといけない国だと思いました。