有力選手紹介(3)アイスダンス
Meryl DAVIS / Charlie WHITE USA
肉体が強靭であるというのは昨今のアイスダンス界では重要なスキルなんだと思います。全てに於いて新ジャッジングシステムにマッチした最強チームです。濃厚な妖艶さとは無縁のスポーツアイスダンスの礎となる存在となりつつあります。
2009年・2010年GPF優勝 ランキング1位
Nathalie PECHALAT / Fabian BOURZAT FRA
ユーロ勢が軒並み戦線離脱の中、唯一のメダル候補となってしまいました。とはいえ洗練された粋なプログラムをやらせたら世界一だと思います。今季はチャップリン。これまた可愛い素敵なプログラムです。
2011年欧州選手権1位 ランキング2位
Vanessa CRONE / Paul POIRIER CAN
今季頭角を表しはじめたカナダの若手チーム。華のある柔らかいダンスをします。上位陣とは差があるのでどこまで詰められるかが見どころです。
2011年四大陸選手権3位 ランキング4位
Tessa VIRTUE / Scott MOIR CAN
昨季の五輪金のうち唯一、今季も競技会に参加表明をしたチームですが怪我のため試合は四大陸選手権のみ。しかもSD1位をとりながらFDで棄権という、心配になる状況です。今のところワールド参加のようですが、どうなるのでしょうか?
2010年バンクーバー五輪金 2010年世界選手権優勝 ランキング5位
Ekaterina BOBROVA / Dmitri SOLOVIEV RUS
抜けたユーロ勢の後の地位を順当に埋めた印象です。まだ上位陣の持つ迫力などはありませんが今後を期待して。
2011年欧州選手権2位 ランキング6位
Kaitlyn WEAVER / Andrew POJE CAN
クローン&ポワイエ組とはいいライバル関係です。硬質な印象でしたが随分雰囲気が柔らかくなりました。女性顔小さいよ〜。
2011年四大陸選手権4位 ランキング6位
Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE ITA
今季は怪我でしょうか?本来ならもっと活躍して欲しい若手チームの1人なのですが・・・。試合としてはNHK杯以来となります。イタリアチームの一番手となりましたが、体調が整わないままなのが残念です。1ヶ月延びた事が良い方にころがるといいなと思います。
ランキング9位
Maia SHIBUTANI / Alex SHIBUTANI USA
アイスダンスの台風の目はこのカップル。日系3世で高貴な雰囲気が存分になります。ジュニアでは頂点に立てませんでしたがシニアの大会でメダル可能性があるのもすごいです。基礎技術の高い正統派の演技をします。
2011年四大陸選手権2位 ランキング12位
Elena ILINYKH / Nikita KATSALAPOV RUS
次世代ロシアのエースとなる組と思われます。今季はバレエの演技をそのまま持ち込んだようなドン・キホーテ。ジュニアチャンピオンとしてシニアに新しい風を吹き込みます。
2011年欧州選手権4位 ランキング13位
Cathy REED / Chris REED JPN
いろいろな事が重なり体調を崩しがちになったためモロゾフチームを離れ、アメリカに拠点を移しました。元々はノービスカテゴリの全米チャンピオンだったのですが、伸び悩んでしまいました。今季最終戦、少しでも良い演技を見せて欲しいです。
2011年アジア大会2位 ランキング28位
ダンスは怪我が多くて、上位の半分が離脱というかなり大変な事態となりました。もう少し頑張ればメダルとか、そういうチーム多かったろうにな。世代交代がくっきりとしたカテゴリーだと思います。