Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

シニアシーズン開幕:スケートアメリカ

シーズンに入るとテンション上がります。いそいそとオンライン実況を見たり(笑)映像はCS版で残す予定にしていますので録画はこれからなのですが、でも我慢し切れずBS版を見てしまうあたりダメ人間です。

日本男子が全盛ぶりに感慨でいっぱいでした。日本男子というと本田君以前の状況を見ていますので今の華やかさというのが信じがたいです。男子の場合はトレーニング次第では30歳までは大丈夫でしょうから、あと10年は安泰という事です。凄い時代になったなぁと思います。ユーロ勢の不調はリンクの狭さからくるタイミングのとり方かなと思いました。北米は氷が滑りすぎる上に狭いのでチェコ2人ともフェンスに近過ぎてジャンプに入れなかったという感じに見えました。プログラムが素敵です。アボット君も宇宙人ぶりを発揮しましたがプログロムのエンターテイメント感が素晴らしく、逆に演出に走り過ぎて技術がおそろかになっているなという印象を受けました。

小塚君。今季は表情の印象が違いますね。ちょっと痩せているのかな?今痩せているとシーズン後半心配ですが、そのあたりは大丈夫でしょう。SPとFSの衣装チェンジの話がありますが、SPに関しては曲が曲なので演技に余り意味を持たせない方がいいと思います。まして今緊張感の高い中東情勢でありますので。フリーはこれから見ることになりますが、SPより取りこぼしが少ないようで、決めるとすごい点が出るなぁと思いました。

羽生さま(笑 「様付けが流行っているので)FSに関しては「羽生君」でしたが、加点番長っぷりを随所に発揮していました。SPとFSが揃わないのは前シーズンからの課題で、逆に揃うようになったら「無敵」になるんだろうなと思います。NHK杯、楽しみにしておきます。佐野さんが熱く語っていましたSP、カウンターからの3Aの加点は2.2点。もちろん全選手最高点でした。FSも加点2点です。小塚君が1.5点くらいなのでその威力がわかります。佐野さんはジャンプ前の小技に食いつきがいいですね。ウォーレイからのジャンプに続き、カウンターからのジャンプ、参考になります。

町田君!3Aの加点に関してはSPFSとも2点で、小塚君より上。完全に自分のスタイルを完成させてきたなと思います。元々ジュニアの頃から踊り心もあり、美意識も高い選手でしたが、いい意味で良さが全面に。上4人が凄すぎるので厳しい戦いを強いられますけど、滑りさえ良ければ十分上を狙える力があるんだと思わせてくれる出来でした。

女子はアシュリーが盤石のトップ。女子に関してはプレ五輪シーズンなのにトップ選手に勢いがないなか、1人元気な印象です。今季は世界チャンピオン一番手だろうなと思っています。レッドバイオリン、素敵でした。ソトニコワは次世代の選手、という印象です。スピンの独創性、ジャンプのキレ。貫禄さえつけば、というところです。ガオは上手くなりました。もう少し濃さが欲しいところ。マルケイは今季きそうな予感があります。有香ちゃんのところに行って正解だったのかな。

遥ちゃんは出た点ほどひどい出来ではなかったですが、力が入りすぎた印象があります。「シャレード」ということで去年の「マイフェアレディ」に続くなりきりヘプバーン。ジャンプの高さに気をつけましょう。

心配だったのはレオノワモロゾフチームにありがちなんですが、演技難度を下げた年はいいんですが翌年は苦労するという。衣装の派手さといい、演出力といい、いいんですけどスポーツとしての大事な部分は忘れてはいけないなと思います。

ペア&ダンスは盤石の結果。このカテゴリーは円熟期に入った印象。明日のフリーはちょっと起きてみようかな?

寝不足シーズンの到来です・・・。