Minato's memo

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2013年GW マレーシアの旅(4)ジョホール・バル 他編

帰国2日前にジョホール・バルに移動。この地名でピンとくる人は相当なサッカーファンだと思います。1998年、フランスワールドカップ出場を賭けた最終予選で岡野選手がVゴールを決めた地で「ジョホール・バルの歓喜」と呼ばれています。このあたりまでは真面目に代表選を見ていたのでちょっと感慨深いです。

ジョホールバルは「おまけ」滞在。実は治安が良くないというのがそこかしこに出ていて外に行けるか心配・・・と思ったら最近は治安が良くなってきて普通にしているぶんには大丈夫とのこと。とはいえ、国境の街で、移民が多くて、3つのショッピングセンターが民族によって何となく使い分けれているという、やや陰の部分を見ることになります。

マラッカから3時間、こちらも休みになるのでこの日は渋滞気味だったのかな。バスターミナルに着いた最初の印象は雑然としている、そんな風に感じました。明らかにインド系が多くなってきています。

川の向こうはシンガポール。到着後、夕方、朝の風景。見せる表情が豊かです。

ちょっと古さが否めないですが、広いし、キッチン付き。長期滞在者向けの仕様です。ここ、バスターミナルや繁華街から遠くて、一度ホテルに入ると外に出るのが難儀なので到着日はホテルに引きこもり。

街としてはなかなか魅力的、これからの街なのかなという感想です。うっかり「地球の歩き方」をホテルに忘れてきたままの散策でしたが、だーいーぶ地図と違っていました。さすがというか何というか・・・。
まず、シティスクエア(ショッピングモール)の隣にマレー系の多いショッピングビルがあったはずが、解体工事中。他いくつか細かい違いがありました。シティスクエアでお土産を物色していたのですが、食事も含めやや割高感があり、これはシンガポール人価格なのかな。屋台街をちゃんとは見ていないので(だって治安悪いってあるし)憶測ですが、「サテー」を出してくれるとこが少ないというか、全体的に肉料理店が減っているように感じました。あっても鶏肉。韓国風の焼き肉屋さんもあるので全くない訳ではないんですが、肉食なので羊料理もちょっと楽しみにしていたのに店がないな・・・と探してしまった。ひょっとしてこのエリアに限りインド系(ヒンドゥー教)が多いせいかも知れません。ちなみにここのリトルインドは閑散としているのは一緒でしたが、治安が悪いというエリアに比べるときれいな印象です。

古いバザール。近くのコタ・ラヤも行きましたが閑散としていました。

拠点となったシティスクエア。他の街のSCと比べるとまだまだ小さいですが、まだ新しいのかとてもきれいです。

国境の街なので他の都市と比べて特有の怖さがあります。

ヒンドゥー教寺院。ホテルに戻ってからwikiで気になったことを調べて読んでるのですが、仏教は広義ではヒンドゥー教に入るらしいです。全然別もの、と思っていましたがいわれてみれば類似する部分があるかも。

治安の悪いエリアと「地球の歩き方」に名指しされたメルリンタワー。「タワー」とあったのでてっきりマラッカタワーみたいなものかと思ったらビル名でした。昨日ホテルを探す時に思いっきり突っ切ってましたw翌日、改めて行ってみましたら、食堂街がずらーっとある場所でおぢさんたちがたくさん居座り、新聞とお金の束を手にしていました。どうやらギャンブル系の何かがあるようです。当初は日本でいったら歌舞伎町かな?と思ったのですが、どうやら場外馬券場の食堂街のようです。なので真面目に女子にはおすすめ出来るエリアではないなということがわかりました。治安の悪さはそのレベルで、特に怖いなと思うことはありませんでした。シンガポールを眺められるエリアはもう少し整備すればいいビュースポットなのになぁ、と思うのと、安食堂のエリアが駅近、国境近くで住宅地が接近していないようなので、ホテル街が遠いのと同様、住むのにはやや不便なのかなと思いました。変な一方通行が多かったです。

最終日はジョホール・バルからシンガポールに移動。このあたり、携帯の方は「圏外」になります。国境なんだなぁと実感します。

最後の日に何かが起こりまして、夜中に軽い胃腸炎のような状態になりました。昨日の羊さんがいけなかったのかな??朝には直りましたけど、ちょっとどきどきしながらの移動。

バスターミナル感の薄いバスターミナル。時間があれば方法を調べてたんですけど結局良く分からず(おーい)とりあえず、もうひとつあるバスステーションに行ってみました。正直イミグレーションビルから国境バスに乗れるのでは?と思ったのですが、その方法がどこにも出ていなかったので、確実を期するようにしました。

写真のバスステーションはマラッカから到着したバスターミナルが新しくなるまで使われていたそうで、ここから空港直通のバスがあると出ていたのでそれを信じて。ところがローカル路線の国境バスは頻繁にくるのに、目的のバスは姿を現さない・・・Webサイトにあった時刻表の目標時間を過ぎた時点でローカルバスに変更しました。1.7RMなり(約50円)これで国境越えが出来るのがすごいです。途中2回バスを乗り降りして出国チェック、入国チェックを受けるという面倒くささですが、無事シンガポール側に入国して最寄りの地下鉄にたどり着きました。

シンガポール、やっぱり清潔な街だし、路線図がものすごい分かりやすい。シンガポールドルがなくて、キャッシングした後に両替所があることに気付きました・・残23RMは9シンガポールドルになりまして、地下鉄に乗って空港まで。

シンガポール。着いた瞬間、「緑が多い」。それなりに緑が多かったけどやや土色の印象だったマレーシアに対し、洗練度抜群、シンガポールはやはり清潔度が突出しています。

市街に出て遊ぼうかなとも思ったのですが荷物もあるのでチャンギ空港で遊ぶことにしました(笑)うっかりキャッシングしたお金はマッサージ代に消えました。

アルコンのステージのようなドットのディスプレイ。

チャンギ空港は休憩ポイントがたくさんあって助かります。フードコートも充実。

チャンギ空港Wifiからネットにアクセスして時間潰し。時代の移り変わりはすごいなと思います。以前シンガポールに来たのは8年前、そこからの進化。パスワードなしでフリーアクセスでした。便利になりました。