Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

アートオンアイス

アートオンアイスはスイスの公演をいつかは生で見たいな〜と思っていたのですが、来日することになってびっくり。ただ、チケット代が高いなぁと思って保留にしていたのですが、機会があり、行く事になりました。初めて今の勤め先に居て良かったと思ったよ(笑)

久々に「アイスショー」を見たなぁ、という気がしました。ユーロ圏のショーなので、まず「美しいなぁ」という感想が出てきます。フィギュアスケートの良き時代を彷彿させる内容にため息でした。フミヤ君にはもう少しボイトレを頑張って欲しかったとこですが、トリに近くなるにつれ良くなっていったので、今のキーの問題もあるのかもですね。滑りや動作の美しさや叙情性を存分に味わえた内容でした。個人的にはフミヤでなくて、平井堅とか、石井竜也とか、深いボーカル力のある人が良かったなぁ。女性シンガーはすばらしかったです。

何につけても今回はランビエール!でしょう。「アートオンアイスの顔」と紹介されていましたが、ユーロ圏からのアイスショーだから、彼の持っているヨーロッパの伝統を感じさせる演技と歌と、意欲的なミュージカルナンバーと、どれをとっても良かったです。ランビはしょっちゅう来日しているのに、私がちょっとアイスショーから遠のいてしまったのできちんと見るのは久しぶりでしたが、やっぱ彼はもう少し見た方がいいなと思いました。前半の映像の方も気になって見ちゃいましたし、「コーラスライン」は素敵過ぎる・・・。フィナーレではクワドも決め、もういつでも現役に復帰してくださいよ、と思いました。

今回10代は羽生君だけだったのでその若さが目立ちました。いつか今日のメンバーのように深い表現力で演技する時がくるのかな。それはそれで楽しみです。

もうすぐシーズンインです。だぶんほとんどの人が心にざわざわしているものを抱えていると思いますが、そんな気持ちを一瞬和らげてくれる、今回のショーでした。