Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

それぞれの戦い

先行してJGPSが開催されていましたが、今週末はいよいよシニア参加の大会が開催となり、例年に比べ「熱い」記事が多く見られました。

その中心となったネーベルホルン杯は五輪予選会を兼ねていたので普段なら共同電だけの内容が報道の充実ぶりに目を見張りました。マスコミ的には安藤選手・・・でしたがペアもダンスも男子も熱かったなぁ。

安藤選手、天才がスイッチ入るとすごいというか、もうルッツまで戻しているのかと驚くばかりです。彼女はフリップの方がエッジエラーでルッツは世界屈指の質を持っています。まだ全体的に回転を締めるスピードがないのとスケートが漕ぎ気味なのでジャンプの軸が大きかったりスピンが不安定だったりしてますが、ブロック突破は問題ないと思われます。マスコミカットで話題となった(?)SPの「マイウェイ」より、FSに「火の鳥」を選んだのにびっくりしました。ジュニアからシニア移行期に2年滑った曲で、当時は表現力が乏しい的に酷評されていました。それを今滑るという真意はわかりませんが、「スケーター」として磨かれていた新横浜時代をもう一度、というところなのかなと思います。衣装も2年目のものをマイナーチェンジした感じであまり見ないカラーリングでいいなと思います。

ペアは初戦がそこそこの出来でSPもなかなな良くてひょっとしたら・・・と思わせた高橋・木原組でしたが、大一番というFSは本来の半分の出来だったのかなと思いました。木原君は3Aがなかったのにジュニアワールドで一桁順位をとったりと発揮力があり、ペアでもその片鱗が出ていい人選だったと思いますが、高橋成美選手のソロジャンプの不安と慣れていないスロージャンプが全部ミスと、不安な部分にミスが出たという感じでした。ソロジャンプはともかく、スロージャンプは投げる側のスキルによるらしいので、SPとFSが同じようなミスなのもまだ準備不足であったかなと。まだ21歳同士、「夢」を感じるペアが誕生したなとは思いました。GPSと経験を積んで欲しいと思います。片割れだったトラン君がカナダ代表で出場。こちらもフリーで崩れたようですが、いい選手だったんだと思わせる出来。切ないですが、お互いが切磋琢磨して世界の表彰台を争うのも素敵かも知れません。

ペアといえばTVの企画でスタートしたというトルコの元サッカーW杯代表のイルハン選手。元がどのくらい滑れたのか知りませんが、スケーターらしい滑りをしていてびっくりしました。予選突破はなりませんでしたが、会場を湧かせていたように見えました。

ペアが出場枠を逸し、ダンスもかなりきわどい内容でしたが、クリスの頑張りでリード組が五輪枠死守。クリスの膝は本当気の毒な状態です。五輪枠といえばもう少し楽に突破できる力があるはずですが、この四年は怪我に泣かされてきました。もう少し状態が良ければいいんでしょうけど、無理せず次の試合に向けて調整をして欲しいです。

男子が見る分には一番気楽でした。織田君の自己ベスト圧勝という内容。織田選手は例年の傾向で出来にムラがないのにシーズン終盤で息切れするようなところがあるので、上手く調整して、大きな試合に向かって欲しいなと思います。

国内では近畿と中部がブロック大会開催で、こちらも負けじと自己ベストの町田選手。男子は本当今から心臓が痛い・・・。そんなシーズンインです。

来週は東京ブロック。お目当ての選手(佐々木君、今井遥ちゃん)が海外遠征でいないらしいので行くか考え中ですが服部君とか見たいスケーターはいるからな。村上大介君も東京ブロックです。村主選手も東京。終わりの始まりの2013年シーズン、静かに見届けたいと思います。