Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

4年で変わったもの

日本ではフィギュアスケートがTVコンテンツとしては人気スポーツのひとつになり、日本開催の国際競技会および全日本での集客は素晴らしいものになりましたが、世界の視点でみると特にアメリカでのダウントレンドぶりが目につきます。ここ数年アメリカ女子のワールドメダリストが出ていないのは1994年のリメハンメル五輪前に起きたケリガン&ハーディング事件のきっかけが前年のアメリカ女子のワールドメダルなしで、出場2名になったことであった事であることを考えると今のアメリカ女子の状況は卒倒ものであると思います。アメリカで起こっていることが10年後に日本で起こると言われていますが、フィギュアブームがアメリカから去ったのは2002年のソルトレイク五輪のペア採点疑惑騒動からでそこから10年。なるほどな、と思ったりします。日本での状況が違うのが会場集客は男子選手が担っていることでしょうかね。その日本男子は今黄金期・・・。

世界的にみてもダウン気味なのか、競技進行の見直しが細かく入りました。2011年、2012年ワールドは予選制度がありましたが、2013年度はなし。世界大会参加基準となるミニマムスコアの導入、フリーに進める人数の制限、ダンスの競技内容変更などなど。本来なら五輪前にワールドで実施テストをすべきなんでは?と思ったソチ団体戦の導入は別大会としてあった世界国別対抗戦で日本でのみの開催でした。通常ならルール改正決定→テスト1年→五輪前年改正→五輪本番という流れなのですが、変更が多いなというのが正直な感想です。演技構成の変更はもっと多く、選手や関係者は対応するのが大変だなと。そういう理由もあって私自身が途中でルールを追うのを放棄しました(おい)
自分のためにひとつづつ、読み解いていこうかなと思います。