Minato Sugisawa's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

トリノ五輪(3)男子シングルSP

前回五輪はけっこう敬虔な気持ちで見ていたんですけど、今回の男子シングル、何故か笑いどこが満載で困りました。SPの滑走順から既に笑いのネタ提供だったので。だって一人しか出ていない日本選手の大ちゃんが一番滑走で、その次が帝王プルシェンコしょ?同じグループにはチェンジャン・リーがいてバトルがいて、あとは少しバラけたけど最終滑走がサンデューなんて、もう面白すぎ。オンエアはオンタイムで最終グループを見て、終わった後早いグループの人達を見ました。

一番滑走、髙橋大輔君。解説の五十嵐さんに

「何で一番ひいちゃうんだろ」
と言われてるし(笑)うわー顔こわばってるよな。集中して迫力オーラでなくただの緊張した面もち。一流になると表情からつくってきますから、その点だけでもまだまだですね。3F+3Tはセカンドジャンプがあまり流れず、次の3Aはステップアウト。3Lzはクリーン。ジャンプに入るスピードがやや欠けていたかな。後の演技は今季最高といっていいと思います。ものすごい早いスピンにエッジさばきの巧みなステップ。特にスピンは過去の日本選手の中でも随一の出来だったと思います。私、大ちゃんの初日の順位、ノーミスの7位を予想していたのですが、ミス有りでも5位でフィニッシュとは意外でした。ミスしたらもっと下げられると思ったので。ミスのわりに良く点が出てきたかと思います。
2番滑走はプルシェンコ様。演技はこれでもかという位の超絶難度の技のオンパレード。「トスカ」のプロであんな意味もなくステップを複雑にしていいのか?(笑)ジャンプも完璧、スピンも早く複雑。4年越の気迫が伝わってきます。もちろんノーミス。キスクラでの投げチューは新妻の為?得点は2番滑走で90点台を出しパーソナルベストを更新!恐れ入りました。3番滑走のショーン・ソーヤ君可愛そうだ・・・・。
4番チェンジャン・リー君。何かひらひらしてる(笑)噂のプロ「愛の夢」なんつーか彼の個性に合ったプロではないですよね。五輪シーズンで何故このプロなのか??スケート技術の向上が鍵の新採点下でジャンプの精度を下げてまでの演技に値しないような気がします。少々残念でした。
5番ジェフリー・バトル君。カナダ勢結構上位に予想していたんですけど、一方で大きな大会での取りこぼしが目立つのもカナダ勢。プレッシャーが厳しいのかなぁ。3Aの転倒に3Lzのお手つき。こうなるといくらスケーティングが良くても厳しい順位になりますよね。ただリンクマナーの良さは流石です。いい子だ~。初日6位で何とかフリー最終グループです。
第2グループ7番滑走クリストファー・ベルントソンの演技が織田君のパジャマEXに通じる面白さでした。こんな変な演技してくれる人、なかなかいませんからね。8番滑走、無駄に荘厳な「カルミナ・ブラーナ」でダンビエ氏。スケートが完全に曲に負けてます。そしてメダル候補、ステファン・ランビエール。SPの曲替えたんですよね、確か。最初の2Aは・・・まぁデフォルトかと。4+3は頑張って堪えました。でもいい軸が出て失敗しそうな感じがしない。スピンは大ちゃんの方がいいと言われてましたが、ポジションは綺麗だからなー。プルシェンコとの真の王者決戦とか可愛そうな事言われてますが、個性が違いますし、プルシェンコと除けば充分王者に値する演技だったと思います。3位。

第3グループはウィアー君から。サン・サーンス「白鳥」・・・自分の個性を良く分かっている選曲です。身体もだいぶ絞れてベストに戻りつつあるような印象。3Fの着氷が ギリだったりところどころ怪しい演技でしたがヨーロッパ勢にない繊細な部分での勝負に勝った印象です。有力選手あまりを残していないのでここでたっぷりの加点で2位。ノーミスとはいえ4回転飛ばないで80点は出過ぎでない?プルシェンコに90点出したから仕方ないのか・・・。
14番民君。そのショッキングピンクは何??4+3は豪快に決めました。スケーティングは・・・ま、ご愛敬という事で。
第4グループにジュベール。えーとその衣装はツッこんでいいのか?何ですか背中の「007」は??正面から見ると仕立てのゴージャスな衣装なのに台無しです。モロゾブ、受ければいいというものではないぞ。曲を007を使っているのはいいのですが演技はどちらかというとギャグかと・・・(笑)せっかくいい男なのになぁ。4+2でタッチダウン、そしてやや難度の低めの構成が厳しいかなーとの事です。SP終了時4位。
第5グループ、エヴァン・ライサチェク。ジプシーキングスやめたのか。昨季のSPですよね。フリーはカルメンだしたることやや安直かと。しかもいつもの安定感もみじんも感じないなんて・・・ライサどーしちゃったの?クワンの欠場が痛い?それともアメリカのメディアが辛かった??優勝圏外へ。残念。
クリムキン。怪我からの復活で欧州選手権での成績が良かったのでちょっと期待していたのでしたがイマイチでしたね。使用する音楽が相変わらず個性的で面白かったです。
大トリエマニュエル・サンデュ。最初の4+3がびっくりする位綺麗に決まったのでこれは大波乱を起こすかと思ったら終わってみたらいつものサンデュでした(笑)本当面白すぎます。ここは一発フリーのスーパー演技を期待します。

本当にプルシェンコと愉快な仲間達になってしまいました。やや番狂わせ気味かな。大ちゃんノーミスだったら4位スタートも可能だったんですね。惜しい。ちょっと点が開いていて下とはくっついているというかなり厳しい位置ですが、何も気にせず思いっきりいってください。というか、最終滑走って本当なんてクジ運なのかしら(大爆笑)単純に考えて最終グループにいるのがすごいんですけど、自力は海外勢と遜色ないというのが実証されたので自分の力を出し切って悔いの残らない演技をして欲しいです。金メダルはほぼプルシェンコに決まりだと思いますので2位以下の争いですが、少しSPで点差があるので2位3位はこのまま逃げ切りの可能性があります。ランビエールの方が自力があるような気がしますけどね。サンデュがどこまで追い上げてくるかも見物です。ジュベールとバトルの出来も楽しみです。フリーは最終グループに間に合うように起きようかな・・・。