Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

2014年四大陸選手権

ソチ五輪開催年のため、小粒感が否めないかというとそうでもなくて、五輪前の調整で出る選手や、ネクスト五輪を見据えた戦い、という感じで楽しめた大会でした。五輪最後で・・・というなんと言うか店じまい的な雰囲気が続いたのが「次も頑張る」という発言が多くて未来を感じさせる雰囲気が良かったです。台湾行こうと航空券を探ったのですが予算なし・・・。来年の上海ワールドは行きたいな。

男子は無良選手ISUチャンピオンシップ初優勝、2位小塚選手。ナンソン選手3位。無良選手は四大陸とは相性がいいですよね。まだ4Tが去年ほどのすごい!というものがありませんでしたが、他の要素でのレベルがとれており、ソチ後の日本を牽引してくれる可能性を充分感じさせてくれました。
小塚選手はスケートファンは心配していたと思うし、ここで引退と言われてもおかしくない状態ではあったのですがスポーツマンとしての魂の方が勝ってしまった(笑)24歳は本田君が引退した年齢で、フィギュアの選手としては決して早すぎるわけではないのですが、正直足の状態さえ保つならまだまだ競技者としてみていたい人でした。現役続行は平坦な道ではないと思いますし、自身の限界をどう超えてゆくかという課題もあります。でも良かったと思いたいです。
田中刑事選手のお母さんが台湾ルーツとは驚きました。結果が出なくて残念でした。
女子は五輪出場予定村上選手がかなりな仕上がりで優勝。ソチの滑走順のためとはいえ、調整に苦しんでいるとこでの試合、気の毒でした。山田満知子コーチは緩めないですね。後は発揮力がソチでも活かされれば、かなりいい位置につけそうだなとおもいます。
宮原選手2位、シジュン3位。宮原選手はISU大会で点が出たことが良かったです。ジャンプの加点が得にくい技量ですが、次世代の女子中心選手となりますのでね。この後は世界ジュニア、いきなりのジュニア構成戻しで大変ですけど、頑張って欲しいものです。シジュンはGPSド不調で心配したんですけど、仕上げてきました。体型変化で演技に影響が出るお年頃ですけど、可憐なアジアン代表で、ソチでの活躍を期待します。
4位惜しい、私の今井遥選手(「私の」をつけるのが流行っている選手なので 笑)SP3位発進にびっくりしてフジ録画しちゃいました(笑)彼女は始めたのが遅い上、ジャンプ習得も遅いので案外この調子で次の4年いけちゃうのかなと思いました。大学生であっという間に調子をくずすパターンが日本選手には多いですけど、次を大きくしたくなる内容でした。3S+3T加点が歴代トップらしいです。すごい!
この大会を経て五輪に出るデニス・テンの調子が上がっていないのが気になります。それでも4位には入ってきたのでもう少し上げてくるのかな。次を見据えた戦い、久々に楽しい、と思えた競技会でした。