Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

キャプテン翼展

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2014年サッカーワールドカップが始まっていますが、試合を見ずにこれを見に行ってきました(笑)内容から見るにどうかな?と思いましたが、思ったよりマニア心をくすぐる展示に楽しめましたよ。髙橋陽一先生によるキャラ誕生秘話に納得しつつ、でもなぁ、と思ったり。岬君は翼君とのコンビプレーが出来る子ということで生まれたけど実は動かしにくいので交通事故に合わせたりしたとか(・・・それで読まなくなったんだけど)松山君はチームプレーの出来るチームとそのキャプテンというキャラ設定(彼はコンサドーレ札幌でものすごい愛されてますので私も嬉しいですけど)三杉君は心臓病が直ったら普通になってしまった(それ全員感じてると思う 笑 三杉君は監督になった方がいいよ)などなど。あと物語のキーアイテムの展示が意味不明でした(笑)写真ポイントではありますけどね。私は岬君&松山君ファンなので2人のアイテムをアップ。

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転校する岬君に渡したボール

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白い布に白い糸で「I LOVE YOU」と綴ったハチマキ。ちなみに私は高校の時に先輩が自作した松山君ハチマキで体育祭に出ました。白だったから出来た(笑)

Jリーガー達のコメントがかなり本気で面白かったです。ここでも1番人気は実は岬君。プレースタイルも憧れていたという選手が多かったです。岬君て主人公を差し置いて人気投票でも1位の事が多かったんですけど、翼君の突き抜けたスーパーヒーローとは対照的な本当に日本人ぽいナイーブさがいいのかなと思います。作者に動かしにくい、と言われましたけど結果として選手としての悩みや葛藤が投影しやすいキャラになっているような気がします。

同行の友人に熱く語りましたが、ユース編の岬君の交通事故以降、ちゃんと読んでなかったのですが、結局たまに読みたくなってマンガ喫茶などに行くことがあります。そこで全シリーズ読んでいるのですが、翼君の世界って純粋にサッカーで世界を目指す話から世界情勢などの変化でメッセージ性も出てきたり少し重くなってます。なので比較的目標が明確な「GOLDEN23」が結構好きです。このシリーズは欧州組の翼、日向、葵をあまり出さない建前として、五輪予選を国内組で突破する、という内容です。それもあり脇役総出演&退場セール的な扱いですが、その脇役が皆いい味なのです。若島津君FWコンバートという飛び道具もあるしね。あと、岬君が主役ということもあります(笑)岬君は今連載中のマドリッド五輪編で今度こそ退場させられそうな気がするし(でないと葵が出せない)ユース編ですごいクレームがきたから忘れたことにしそうなのもあり違う意味でドキドキしています。そうでなくともMFが多すぎですからね。松山君も三杉君もDFになってしまったしなぁ。

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美術館近くのパセラでコラボ。「松山君イメージ;北海の荒鷲」レモン味。一応アルコール入りらしいですがほぼジュースでした。

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「岬君イメージ;内に秘めた闘志」カシスっぽい?ネタとしては面白かったですがそもそもの接客スキルが低過ぎで辛い店でした・・・。オーダー忘れ過ぎ。元々ががっつり飲食店ではないからですけどね。

キャプテン翼って、もう連載から随分経つのに、未だに人気が衰えないところには先進性があった内容であったことに尽きると思います。良くグローバルだ何だっていってますがサッカーは初めから海外リーグに移籍し世界一を目指す、そのために語学も勉強し、と世界が視野であると。だから今の若者は心配ないよ、と引き合いに出される内容なんですよね。今見てもその熱には共感します。ああ、やっぱり全巻揃えようかな・・・。