Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

フレンズオンアイス2015

V6コンもはじまり、ざわざわした気分ですが、最近あまり話題にしていないスケートネタ。破壊力が半端なかった「あさイチ」は後日。

アイスショー、実は2年ぶりとなってしまいました。去年の今頃、金欠病だったと今となってはやはり体調不良だったんだなぁ、外出する元気がなかったんですね。「冷え」も良くないので、ようやく会場で見ることへの復帰でしたが・・・・「目」がとても悪くなっていて、至急眼鏡をつくり直さないと(泣)かなり「見えてない」状態でのショーでした。普通にする分には大丈夫なんですけどね。以前より疲れると2重に見えていたんですが昨日はもう最初から。いわゆる「老眼」・・・?(それだけでないと思いたいんですけど)

2年前のショーの印象が、実は有香ちゃんが滑らなくなったなぁ、と思ったのでその印象で見ていました。滑りのすごさは健在だったんですけど2年前はジャンプ飛ばなかったり、五輪メドレーの「パキータ」もステップのシャープさがなかったり。年齢を考えると仕方ないですし、八木沼さんもみどりさんもショースケーターとしても引退してゆくときでしたら仕方ないなと淋しく思えた(それもあって去年行けなかったんですね)のが、今年はものすごい滑っていたし、2Aも綺麗に飛んだし、ステップもかなり入れたいいとこどりのプログラムでなんという人だろう、とびっくりしました。TV放送したら真っ先に見返すんだろうなぁ。選手級の選手が減って、結果的に今ゆとりがあるんでしょうかね?まだまだ有香ちゃんの滑りが健在だったことが今年の収穫でした。アボットとのコラボは贅沢の一言。有香ちゃんありきでアボットを入れているからね・・・。(本当はここ、小塚くんだった?)

そんな今年のショーのテーマは「コラボ」グループナンバーとしては物足りなさがありましたが、すごく、沁みる、という感じの演技。田村くんと宮原選手のコラボ、あっこちゃんと本郷選手のコラボ、荒川さん&ランビのコラボ。ベルアゴ&メリチャリの目のやり場に困るコラボ(笑)小塚くんと本田くんとか見たかったですね・・・。パントンもペアコラボがあればよかったのに。荒川さん&ランビはゴージャスなんですけどランビのしなやかさの方が勝って荒川さんの弱点がでてるとこがもったいないなぁ。

ソロ演技、小塚くん「恋すりゃ犬も詩人」というか愛する人ができると男の人でも演技が変わるんだなぁと。特に深い意味はない「エピローグ」、いいなぁと思いながら。あっこちゃんの「O」はすごいですよね。ショーでも見せられる競技プロ。本郷選手とのコラボでもその独特の「ため」がよくわかり、理華ちゃん、どんどん吸収していくといいなと思います。

宮原さん、私が見た回は「翼をください」表現云々というより、彼女の個性に合った、いいプログラムで素敵でした。「憧れ」という感情を本当に繊細に表現していたと思います。「ファイアーダンス」はTV放送を楽しみに。

ランビエール、今まで参加がなかったのが嘘のような大活躍でした(笑)今年ね、ランビ出演で「今年もチケット品薄かぁ」と思っていたら最後にどどど、っとチケットの放出となっていて。どういう人が手放しているのか、おおよそ察しはつくし、ランビエール自身は「ファンタジーオンアイス」の方の演目と被っていたのかもしれないんですが、特定の人以外興味がないという人でもランビエールの演技だけは見て欲しいんですよね。現役引退してかれこれ5年ですが、全然体型もジャンプも衰えを感じないし、フィギュアスケートのいいところを全部持っている人なので。

そして逆にそんな放出に荒川さんの存在意義に寂しさを覚えたり。彼女こそ座長公演の復帰公演だったはずでパフォーマンスにも全く衰えがない、その努力には敬意を表したいのに、集客という点ではピークを過ぎてしまった感がぬぐえないのが。日本という国は円熟というものを本当に大事にしないな、と思わずにはいられませんでした。ただ、今年に関してはどちらもランビとの共演、ランビの後という彼女の良さを出せない構成になっていたかなとは思います。私彼女に対しては綺麗に滑るよりどこかアグレッシブさを感じる演技の方が好きですね。「The Voice」は大好きでした。

最後に「特定ファン」の買い占め行為は長年ファンやっていても慣れるもんじゃありません。今に始まったことではなく、男子フィギュアファンは定期的にそうなるんですよね。やる人は変化しているはずなんですけど、人の心理は「変わらない」なのかな。ただ、フィギュアブームが実は去っていて、もう少しすればまたあまり気兼ねなく見に行けるようになるのはそう遠い未来ではないのかなとも思ったりしています。