Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

アニメ二本はしご

11/23、今年のエンタメでちょっとざわざわしていたものを見てきました。水曜日休みのレディスデーを利用して久しぶりに映画のはしご。見てきたのは「この世界の片隅に」と「君の名は。」アニメのはしごは初めてかも。

今年は邦画の当たり年ということで、この2本もその作品に含まれます。

この世界の片隅に」はクラウドファンティングで資金を集めたことで注目されていましたが原作を以前途中まで読んでいて、最後がどうなるのか気になっていた作品でした。いい機会なので見に行ったという感じです。元が自主映画なので映画にしては動きの少ない、原作に沿った内容で丁寧につくられているなぁとは思いましたが実は一番感動したのはクラウドファンティングに参加した人の名前一覧の字幕が流れた瞬間でした。映画って製作委員会方式なことが多くて予算の一部が個人の寄付であったという事実がはやり尊いなぁと。

君の名は。」は「達人×達人」をたまたま見て、編集(背景効果)を自分でやっているというのが今風だなぁと思って興味を持ったからです。プロットもなかなかすごいなと思って、こちらはストーリーの意外さでも楽しめました。

二本ともみて、ものすごい感じたのが日本の風景の美しさです。日本の原風景、海があって山があって、都会の人工的なものも美しくて。誰もかれもがきちんと仕事したというヒットの理由がありますが、今のクリエイターがテレビが力とお金を無くした今、映画産業に回帰しているのかなと思いました。一時期は本当斜陽斜陽と呼ばれていたのに、不思議なものですね。TV、スポンサーが取れないならいっそ有料化の道を歩むべきではと思います。正しい創作の世界はまだまだ元気だなと思いました。