Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

2018年西日本フィギュア(1)女子シングル

記事が長くなりそうなので2回に分けて。西日本は2010年以来。時間軸が中庭くん起点ですが(笑)それ以来です。東西選手権どちらかは毎年行ってたのですが、東西両方見に行ったというのは実は初めてです。昨年から同日開催でなくなったんですよね。去年の時点で行こうかなと思ったのですが今年は名古屋開催だったので計画を実行しようとして休みまでとっていたのに、髙橋大輔くんの参戦で考えもしなかったチケット争奪戦に一度は不戦敗のため(その瞬間忘れていた 汗 忙しかったんですよ)行くのを諦めました。で、東日本後思ったより体力が回復したのと予想はしていた友野くんの参戦で再びやる気になり、試しに探して見たら、3日が手に入ったのとせっかく2日も行けるんだからと、4日ないまま現地入りしました。4日分は3日の日にゲット。我ながら自転車操業です。売り出しは3500席のうち、2300という発表でした。全部売り出したらどうなっていたのかな。おかげで観戦三昧な3日間で見逃し気味な女子もたっぷり堪能しました。

久しぶりに西日本の女子を見るとレベルとパワーに圧倒されます。全日本でも見ているとはいえ、東日本の品の良い印象からスポーツフィギュアだなという西の選手、東西のパワーバランスは当面変わりそうにないなと思いました。東日本の優勝スコアが西の8位相当だそうです。

ジュニア女子は昨年全日本ジュニア3位荒木さんと世界ジュニア代表横井ゆは菜さん中心の戦い。横井さんのパンチのある滑りはジュニア離れしています。SPはちょっと・・・という感じもしましたがフリーは力強さが圧倒的でした。荒木さんは滑りが繊細ですね。3位の岡田さんは初見で、可憐な雰囲気のある選手です。3人SPFS大崩れなく、1位2位が入れ替わっての表彰台でした。

このメンバーでは本命の一人、滝野莉子さんはちょっと調子を崩しているのかな?元気に滑っているという印象ではなかったです。全日本ジュニアまでに復調するといいですね。

本田望結さんはSPが見られなくてFSのみですが、+3のコンビジャンプを跳ぶだけのパワーがつけばな、と思いながら発揮力は素晴らしいものがあります。姉妹対決、実現しますね。こちらも楽しみにしておきます。

シニア女子は何故出場している??の紀平さん中心。紀平選手も大概ですね(苦笑)来週NHK杯ならジャンプ抜く選択もあるのに全力でした。FSなんて2本目あっさり飛んでしまった3Aにどよめきも起こらない・・・。本調子では当然ないと思うんですけど、もう少し演技の中で滑るスピードのアップとスピンの出が丁寧だと点が出てくると思います。2位にびっくり、竹野比奈さん。西日本、パピオ勢をご贔屓枠な身としてはいずれも滑りが綺麗で演技に個性がある選手たちを全員応援していますが、比奈さんはその中でもJGPSに出たこともありますので実力者。去年の成績が良くて、滑りに説得力が出てきました。3Lzを抜いているのが気がかりですが、SPが本当素敵で、また見たい!と思う内容でした。妹の仁奈さんも全日本ジュニア選出で、素晴らしい姉妹です。

地方大会なのに3A複数跳ぶ大会となりまして(竹内さんが調子が悪かったとのことで飛んできたらすごかったろうな)細田さんのパワーのある3Aがとても印象に残りました。西日本女子強い(3回目)

大庭雅さんが復調の兆し、エレガントさを増した演技でした。一緒にジュニア時代を戦った選手が皆引退して行ってますが、「大人の女性スケーター」枠、大事です!4位が三宅咲綺さん、とても華やかな選手です。今までSPが鬼門だったとのことで、崩れず行ったら上位入賞。「ムーラン・ルージュ」また見たいな。

今季で引退表明の中塩さん、全盛期のスピード感溢れる演技は怪我もあって少し薄くはなってますが、リリカルさは健在。少し順位が危うかったですが無事、全日本選出が決まりキスクラで号泣でした。

新田谷さん、山田門下生となってキスクラが不思議な感じに。山田組は滑りのスピード命なのでこれからどう変化するのか楽しみにしておきます。

ここにトップの選手が複数加わるから西日本は本当、激戦区だなと実感した競技会でした。