Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

ファミリーヒストリー

このタイミングで、NHKの番組、何故?と思ったら新しい小説の宣伝でもあったのかな。高見沢さんのご家族の歴史を紐解いた番組です。この番組、たまーに見ていて、八木沼純子さんの「華麗なる一族」ぶりが印象的でした。ある程度「血筋が良い」人でないと辿れないと思うのと、ちょっと「見てはいけない」気分にはなるので期待半分、心配半分の番組でした。高見沢さんは本当NGがない人ですね。

https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2021022206345

 それなりに長いファンなのでこれらの本、当然のように所有しています。結構高値ですね。アイドル本と違う内容で今でもそういうこと書く?というのが各所に出てきます。
この本の表紙は考えた人天才!

何度も繰り返し読んでいた厨二病製造本w(どんぴしゃ)

予告編では14年前に亡くなられたお父様のことが中心なのかなという印象でしたが両親満遍なく。現在99歳というお母様の近況に安堵し、一方で実のお兄様が亡くなられているという事実にかなりショックを受けました。8歳の年齢差があるとはいえ、お兄さん、存命なら74歳です。若すぎる・・・・。男親は全員80代まで生きてまして、高見沢さんのお父様は91歳、母親は全員存命。アルフィー3人は両親が長命で・・・・という自分の勝手な思い込みを恥じていますし、急に、高見沢さんの「寿命」を突きつけられた気分です。グループとして、ひょっとしてあと10年ないかもしれないということにかなり動揺しています。お兄様、昔TVに出たことあるんですよね。VTRはまだ家にあります。コニカ(当時)にお勤めのサラリーマンで海外勤務もされていた・・・と、いう一方でカメラメーカーは周知の通りスマホカメラの台頭にコンシューマー向けは縮小の一方でした。やれ合併だ、事業撤退だというニュースを見るたび、「高見沢さんのお兄さん、どうしてるかな?」とよく思いを巡らせていました。大手と呼ばれてもそのような遍歴を辿ってます。想像したくないけど、激務が寿命を縮めたのかな・・・?先日の坂崎さんのインスタで現ソニーの「α」のカメラに「コニカミノルタ」のロゴを貼った写真が投稿されましたけど、当然お兄さんのこと知っている人の投稿、これ実は何かの示唆だったのかなと、今になって思います。

で、ご両親の物語。お二人に共通して感じたのは親族の方が非常に勤勉だなということでした。時代の流れの中にあって未来永劫が約束されていない状況でも次にどういうことをしてゆくかを地道に模索し、営みを続けてきた印象が強かったです。元は商人の家系だったいうのがちょっと意外でしたけど、放蕩の限りを尽くしたという人はいなかったような印象です(いても出せないと思いますが)お父様のご両親が早くに亡くなっているという事実は辛いですが、そこで卑屈にならず、前向きに自活する方法を考えて行動しているというのが素晴らしすぎるし、ウチの親はやっぱりダメだな・・・と思ったり(父親が早く亡くなっているのは一緒だけど母親の再婚でグレたらしいw)環境は変えられないけど、生き方は自分次第だという、鑑のようです。最終は校長先生ですしね。高見沢さんの強い信念、やり抜く力、聡明さは父親譲りなんだなとよくわかるヒストリーでした。高見沢さんに「語彙力がない」と言い切るお父様、強い。尚、「豊富な読書量のわりに少ないボキャブラリー」と評したのは小野緑さんです。お母様は朗らかですね。42歳で証券レディとは、高見沢少年結構放置?wそして美形は母譲り、お父様も結構男前で美男美女、お兄さんもそっくりで、麗しい美形家族でした。先祖が長野県の佐久平で、その後八王子、五日市、あきる野と馴染みのある地名(高校の学区内)が出てきたのも妙な親近感でした。

高見沢さんご実家にファンの人がきていたという話、商店を営んでいる実家と違い、行こうと考えたこともなかったので驚きました。トニセンなら井ノ原くんご実家に行くようなもんでしょ?危ういファンとかいただろうからあのあたりは美談にせずカットでもよかったのではと思います。

見た後の「見てはいけない」感はやっぱりでた番組でしたし、今後のことを突きつけられたという辛さもあるし、でもその痛みは今後もっともっと増えてゆくんだろうし、それでも色々全うして欲しいという希望を託すことにもなります。まずは古希、ライブ通算3000本、3人がいつまでも同じ方向を見ていられますように。