Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

コロナワクチン接種1回目

ニュースでのヒステリックな感じがするコロナワクチン接種状況、遅らせながら1回目の接種を終えました。ワクチン接種が始まって、年代的にも想定通り一番最後になるのかな〜とゆるく考えてまして、状況の追いかけを熱心にやっていなかったのですが、ふと気づくと「あれ?接種券の送付早くない??」「あれ、もう接種できるの?」「あれ、7月ですでに予約が選べる」と、とっても順調な動きをしていました。その理由は8月になって大々的にトピックとして取り上げられることになりました。

そう、私は墨田区民なのです。

モデルナの供給が止まってしまい、区内の大型施設での接種はここにきて鈍化はしてしまっていますが、7月の段階で若年層への接種もスタートしていまして、本当に動きが早いです。本音はかかりつけが新宿区の病院になるのでリスク対策もありそこでの接種をしようと考えていたのですが、調べるのが面倒になったのと墨田区の心意気に深く感動しまして、墨田区で受けることにしました。職域接種の枠もあったんですけど、日にちが選べないのでパス。個別に電話かな〜と思ったら1件だけウェブ予約可のクリニックがあって1〜2枠常時枠が空いていたので予約もすんなりでした。

とはいえ、平日職場から結構大慌てで錦糸町への移動でせわしなく、激しい運動するなという注意を軽く無視するどきどきの1回目でした。で、そもそも注射嫌いw採血も嫌いですけど、「筋肉注射」という響きが痛そうだよな・・・と。なのでいざその番になったらやっぱり力が入ってしまい「力抜いて」と注意されました。そして痛かった。(素直)人によって「痛くない」というコメントもありますが、ええ?という感じです。私は大人になってからインフルエンザの予防接種を受けたことがなく、注射も大熱出した25年前ぶりです。風邪もそんなに引かないですし。逆に身体がいろいろ過敏にできているようで、6年前手術を受けたときに痛み止めの点滴と、座薬(ボルタレン)で薬疹が出るという、超がつくレアキャラであることが発覚してしまい、以降「怪我をしないように」と言い渡されてます。薬剤の添加物がちょっと心配でしたが、それは問題なかったようです。

このような有事の際、行政の動きがこんな形で可視化されて、偶然住み着いたまちですけど、私はとてもよいまちに住んでいるんだなと実感しました。墨田区ってそんなに裕福な区ではないはずでこのあといろいろあるのかなとは思うのですが、医療行政がきちんとしているというのはこんなに安心感に繋がるのかと思いました。また不思議なことに自分のルーツでもある新潟県も優秀な接種状況です。こちらは初めから日にち指定の接種券を送付、ネット予約?何それ?という潔さでした。若年まで接種がすすんでいて1回目は60%超え、墨田区より実は上の進捗です。地域住民のリテラシーをよく理解しているなと思います。

何のことでも感じているのは、こういうものって想像力を働かせたコミュニケーションの設計が肝なんですよね。今の行政、頭のいい人が多いんでしょうけどちょっと強者の理論が強すぎる。全員が全員、行動力があり、調べる能力が高いわけではなく、思慮深いわけではないので(それを奴隷体質というのですが)命令をしてスムーズにすすむ設計を織り込むことがすごく大事なんだなと思いました。

2回目は9月16日、ファイザー製なので熱の出方がどうかな。9月17日、寝込むつもりで段取りをします。