Minato's memo

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2022北京五輪(7)フィギュア団体 日本初メダル!

おめでとう!!!

団体戦が始まったのは2014年ソチ大会からで今回で3回目になります。スタートした当初は個人戦の負担がどうの、とか、それは今でもあるのですが、前回大会の平昌での「カナダの本気」を見て、選手にとってはメダルの称号が手に入るチャンスが増えていいのかなと思い始めています。ライトユーザーはどうしても「結果」が全てなので・・・。個人と団体という意味では派遣選手を変えるという案は選手層が厚い国とカテゴリーだけですから却下ですね。

日本勢は実施した演技オールクリーンプログラムという大快挙で、力を出し切った、清々しい結果になったのかなと思います。

前回のカナダの本気を今回はロシアの本気で再現。ロシアン、各種目1エントリーで締めてしまいました。ワリエワ、この後大丈夫かしら???

五輪で団体が始まってから、3大会全てに出場している選手がいます。木原龍一選手、五輪で団体が実施されるからということで2013年にペアへ転向した選手です。

今回の五輪プレビュー記事で日本のカップル競技の歴史的なものは触れたいなという思いがありました。世界選手権のメダリストなのに解散に至ってしまった高橋&トラン組の後継として白羽の矢が立った形でペアに転向した木原選手。ここに至るまでにどんな葛藤があっただろうかと、でも全ては今日の日、そしてこの後の個人戦のためだったんだろうと思える結果に本当感慨深いものがありました。歴代のカップル競技の選択者が望んでも届かなかった場所についに到達したんだなと。この景色をいよいよ、個人戦の舞台で見る機会です。ペアはその表現の奥行き感に五輪では毎回号泣でそこで毎回終わってしまうw今回ペア最後なんですよね。大丈夫だろうか、私。

今回GPFがなかったので一堂に会する試合がいきなり五輪という感じで、個人戦の前哨戦としても見ていました。明日からの男子、表彰台を日本人3人で争う状況です。ネイサン・チェンは今回別格かなと、SPをみた限りでは不安要素はない感じです。靴がちょっと・・・とはあるみたいですけど。宇野選手と鍵山選手が本当に順当に仕上げてきて、宇野選手は4シーズンぶり(!)の4T+3T成功、鍵山選手は4Loに4T-1Eu-3Sと大幅に構成を上げてしかも成功させてきました。フリーの前に構成比較をやりますが、日本勢はほぼ互角です。終わった後が怖い。。。

女子はワリエワ無双なのは置いといて、日本VSロシアなんだろうな。今回出てきてない二人の仕上がり具合が見えないのが怖い。台独占を狙っているとは思うんですが。今回の団体、坂本選手のムードメーカーぶりが素晴らしいので報われて欲しいんですけどね。

ペアは開催国スイ・ハンへのプレッシャーもあるでしょうが、三浦&木原組がどこまで上位にくるかを楽しみにしておきます。全種目最後なのでみんなが応援に来るよね。今の日本チームのムードの良さが会場でまた見られるのかな。

ダンス、ロシアのカツァラポフが腰の状態が思わしくないとのことですが、それ以上に団体戦でマークされている感じがしました。優勝候補パパダキス&シゼロンとの戦いを控えてのロビー活動か??と勘繰るくらい。ダンスはまあ、大変ですね。

明日から個人戦、心して。そして日本勢的にはいきなりハイライトです!(怖)