Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

2022年シーズン前半 フィギュアスケート雑感

ぼーっとしていたらシーズンインしていた。JGPS、ブロックが始まり、来週はジャパンオープンで、羽生くんのショーの発表やらざわざわと。一つずつ感想を。

ブロック大会
ブロックと東西選手権は無観客開催で現場復帰ができずにいます。先週が中部と関東、今週が中四国九州と東京、来週が近畿と北海道東北と続きますが・・・出ている選手の頑張りはさておき、関東ブロックにシニア男子が不在だったり、中四国九州でもシニアの参加が少なかったりと結構愕然としています。大学の拠点が関西、中京、東京になってしまうとはいえ、こういうところに社会の縮図がみえるんですよね。パピオのクラウドファンディングが終了しましたが(あ、参加してますよ)生涯スポーツとしてのフィギュアスケートが根付かないことにはちょっと厳しいよなと、こういうところで感じます。

紀平選手の中部ブロック突破は喜ばしいことではあるのですが、完全復帰には程遠い状況です。山本草太選手の全日本への復帰過程もありますので全日本に合わせてどう仕上げていくのか、無理せず、でも無理をしないと届かない舞台でもあり難しいです。

パピオ出身の江川マリア選手が東京ブロック1位奪取とは、またすごい話です。そして中庭先生、身体に気をつけて・・・。何人お弟子さん見てた??10年前には想像していなかった姿に感動すら覚えてます。自身が叶わなかった世界選手権代表、今季、教え子が叶える可能性が出てきているので言霊として残しておきます。贔屓もありますがパピオ出身の選手は息が長いのがいいんですよね。あと中庭先生は長久保さんにも教わっていたのでそのメソッドも持っているかもです。スカウトもあるんでしょうけど、こんなにチームとして強くなるんだな。

この時点で東京シニア男子が終わってませんが、全日本男子、なかなかスリリングになりそうです。今年は久しぶりにチケット取りに参加してみます。玉砕するかな。

JGPS
今4戦まで終わっているのかしら?国際情勢のため1戦キャンセルになりましたが全カテゴリー日本勢なかなか強いです。ロシア女子が大会に出ていない影響とか、勢力図がどうなのかですが、相対的にアメリカが上位という印象。アメリカのフィギュアスケート界が今後どう変化するのか、ウインタースポーツはXゲームのような瞬間で決まるスポーツの方が優勢なのですけど状況を見ていきたいと思います。

プロローグ
インスタとTwitterにも降臨した羽生さん、ソロでのアイスショー開催の告知です。スターズオンアイス八戸への客演かもというのも予想していたのでした(違)
佐藤有香さんのパフォーマーとしての引退発表で改めて感じたのですが、何でも、身体を使うものは50歳前後が限界だろうと、去年のV6の解散でも同じ感想を持ったのですが、だとすると羽生くんのパフォーマーとしての寿命もあと25年あるかないかです。怪我の仕方が結構深刻なのでもっと短いかも・・・と想定した時、果たして「ソロ」での演技は解答として正解なのかな。アイスショーカニバリが顕著なので新しい形態である今回のショーは可能性の広がりは非常に感じるのですが、他方、既存のショーをスタンダード化する方向でも助力をして欲しい気持ちがあります。浅田真央さんも違う形のショーを立ち上げたことで「スターズオンアイス」「チャンピオンアイス(ファンタジーオンアイス)」「プリンスアイスワールド」「ザ・アイス」などの既成のショーを減らすか、全く違うものとして演出していくのか。真央さんの「サンクスツアー」はとっても面白かったし、素晴らしい演出だったのとジャンプを飛ばなくても魅せられる表現の完成にも拘っているのでもう少しそういう方向にスケート文化が成熟するといいなと思います。

「スターズオンアイス」八戸公演への準備は整いました。来週忙しいな。