Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

トニセン 今昔物語

 

水曜日

水曜日

  • 20th Century
  • J-Pop
  • ¥255

トニセンの新曲「水曜日」のカバーイメージやMVコンセプトには度肝を抜かれましたが楽曲自体はとても心地よくて、いい曲だな〜と思います。今年度の3作はいずれも優しい音楽ですね。

ネオ「はっぴいえんど」・・・はっぴいえんどは私の年齢でももう少し上の方の音楽なのでトニセン再始動後の音楽嗜好は完全に井ノ原くん主導だろうなと思っています。他二人はどちらかというとパフォーマーなのできたものを打ち返す感覚かな。スタッフを多数巻き込んでいるようにもみえます。

ファンクラブ特典の「喫茶トニセン」グラスから始まるこの間の徹底とした昭和感w。何度もいいますがV6は1995年デビューで平成に誕生したグループです。昭和は西暦でいえば1989年1月までなので彼ら自身も高校生・中学生の頃のものでそれをなぜ今あえて今やるという答えに彼らの名前、「20th Century」について「カノトイ」作品化の時に行ったワークショップを経て言語化、視覚化したものが下地にあるのかなと思いました。男性は油断するとお衣装が黒っぽくなるところをアーティスト一覧の写真がまあ悪目立ちwカッコいい、先端的な部分はカミセンに任せて、彼らはゆるく楽しく、カラフルな徹底的「アイドル」を選んだんですね。カッコいいトニセンも見たいですが、それはいつでも戻せるでしょうし雑誌展開はカッコいい路線なので、表現の振り幅でまずは勝負というところでしょうか?尚、目標に置いていただいてるアルフィーはもっと振り幅が広いし、何なら60歳過ぎてから3人揃いでピンク色のお衣装も着ていますのでwまだまだですww

で、最近V6の過去VTRのアーカイブを進めています。VTR、結構標準で録画していたものが多く思ったより画質が良くて、ついつい見ながらの作業です。V6アーカイブにもれなく嵐も付いてくるので結構なお宝映像??トニセンは当時からトークが上手ですし、当初から「学校へ行こう」のフォーマットになるメンバー参加型ロケを既に行っています。今思うとアイドルが自らロケに行くスタイルが良かったのかもですね。坂本くんがTV苦手、と言いながら当時はMC的役割を担い、ボケもツッコミをイケます。長野くんはまだ全然大人しい。隠しきれない真面目さがあります。井ノ原くんはしゃべりに関しては既に今の片鱗があります。というか3人ともあまり変わっていない。質問の回答も今も同じこと答えそうな感じがします。そして今に続く活動のキーワードが随所に。例えば春高バレー98年度はゲームクリアでハワイ旅行プレゼントにメンバーそれぞれチャレンジしていてトニセン3人でやった日でハワイ旅行ゲットしたんですけど、途中で「何なら熱海旅行でもいいから」・・・という発言が2022年にブーメランで返ってきて「トニセンロード」で熱海に行くことになったり、「ミュージック・ジャンプ」(MJ)で長野くんのことを「昭和のアイドル顔」言われていたのが「水曜日」のジャケットコンセプトになったり。しかも今でも違和感ないと言われたりw当時の活動や発言を見返して今の活動に落とし込んでいるのかしら??

もうすぐ1年、V6の解散を寂しく思う暇がないくらい忙しく次から次へと新しい仕事、新しい活動が続いていまして、純粋にすごいなという気持ちと、もう少し緩めてもいいのに・・・と思うのですが止まるとどうにかなってしまう生き物w井ノ原くんを擁してますのでまだまだ次の展開がありそうですね。

坂本くんが養生中ですが身体に気をつけて。「21世紀への伝言」(注 『東京サンダンス』のサブタイトル)活動を続けてくださいね。