Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

2022年NHK杯雑感

GPSに関しては6戦終わってからまとめて・・・と思ってましたが日本で開催のNHK杯はやっぱり特別ですね、少しだけ感想を書きます。

今年はチケットが残っていたんですよね。行こうかな〜と結構ギリギリまで旅程を考えていましたが、来週が全日本ジュニアで本気遠征なので結局TVで我慢しました。北海道でなかったら行ってましたが飛行機を使うのはちょーっと悩みます。と、同じ理由で今回出場の坂本選手、友野選手が優勝した年の全日本ジュニアin北海道は行ってないんですよね。その罪滅ぼし・・・にはなりませんでした。全日本を本命にしているのもあります。現時点チケットがないですが、取れるといいな(願)。

あと、GPSは上位選手ほど調整試合になるので時として微妙、という結果になるんですよね。ここしかチャンスがない、という選手が多いと結構盛り上がるんですけど、今回はむしろ実績のある選手が揃いすぎで違う意味で大変そうでした。大会としては良かったのではと思います。

TV放送、編成にはちょっと文句ありです。ペアが地上波でなかったですよね。そのお返しはGPFになるのかな。全日本は競争相手がいないので、またちょっと違いますしね。個人で見る限りではどうとでも見る手段がありますのでいいのですが、お茶の間アリーナでのペアの浸透は今後の努力と思います。

ダンスは地上波あり。スポンサーの力は大きいな。今回スポンサーを眺めていて、Canonがいなくなりnojimaが入りと入れ替わってますが、札幌五輪を開催したいなら隠さずゼネコンがスポンサーになればいいのに、と思いました。消費材系ばかりがスポンサーなのはちょっとおかしいよな〜と最近思い始めています。そして木下グループ三井不動産もスカイコートも不動産系。スケートに関してはそれらが「人材育成」方面の投資に集中しつつある印象です。(消費材系)スポンサーありきの大会運営は過渡期なのかな。

友野選手のスポンサー探し問題・・・、羽生くんのANAに代表されるように今フィギュアスケート選手のスポンサーは本当に厳しい印象です。大阪はPanasonic、SHAPP、ダイキンなど電気機器系の企業が多いんですが、パナはそもそも五輪公式パートナーですし(ネイサン・チェンのスポンサーでもあります)、他はスポーツ選手へのスポンサーって考えてなさそうな印象です。今これら企業はネットマーケティング注力で放送(興業)系のスポンサーは考えてないのでは。ダイキンに至っては元々全く違うBtoB寄りのマーケティング手法なのを職場でよく私が持論を熱く語っている企業だったりします。プロスケートが興行として成り立つような仕組みがあればいいんでしょうけど、今ここがちゃんと繋がっていないのも問題かな。友野くんの場合は皆様がいうようにクラファンの方がいい気がしますがそんな短期的な話だけではないのかな。マスコミ関係がかなり友野くんに親身な印象で、まだまだ恵まれている方ですしね。

渡辺倫果選手のNHK杯参戦で中庭先生のNHK杯出場のことがちょこちょこTLに流れてきました。中庭先生は2003年旭川大会、2004年名古屋大会、2007年仙台大会出場で、「俺より良かった」はちょっと謙遜で2004年大阪大会が順位はともかく結構良い出来でした。SP「四季」FSが「ロードオブ・ザ・リング」です。2007年は直前で靴が壊れた騒ぎがあった大会で、スケカナで三浦選手の靴ひもが切れた場に中庭先生居合わせたとのことで自分のことを思い出したのでは。

渡辺選手は連戦があまり得意でない印象なのでGPFに行ってしまうと全日本3位以内が結構しんどくなりそうな気がします。来週まで決まらないのか。でもトップスケーターになるにはどんな条件でも結果を出す調整力も重要項目だと思うのでそこも経験なのかな。

総括はまた改めて。今大会は三浦、木原組がEXのトリを飾ったりと、新しい時代を感じた大会でした。