Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

2023年世界フィギュアプレビュー

現地の予定がないので穏やか〜ですが、日本開催ですのでプレビューしてみたいと思います。

日本開催の世界大会は1977年が最初で、佐野稔さんが3位。1985年は伊藤みどりさんの出場予定が骨折、棄権。1994年幕張大会で佐藤有香さんの優勝、1998年長野五輪後、2002年長野大会で本田くん、村主さんの3位、2007年東京体育館高橋大輔くん2位、安藤美姫さん浅田真央さんのワンツー。2011年の日本開催返上後2014年たまアリ開催で羽生結弦くん浅田真央さんのアベック優勝。2019年たまアリ開催を経ての今年、4年ぶりとなります。これ、昔のようにもう少し日本での開催間隔が長ければ行ってますが、4年に一度位で有り難みがなくなってしまいまして・・・w海外のワールド現地、もしくは五輪現地の野望はありますが、世界選手権に関してはもういいかなと思ったくらい、2007年にフルで観戦したことがいい思い出となっています。この時退職をかけて全観戦だったのでwそうそうできません・・・・。

今年、2023年は日本勢にとっては3種目で表彰台の可能性が高いという、ものすごい状況。ロシア勢が不在とはいえ、大変なことです。特にペアの歴史的快挙を期待したく、ペアだけでも現地で見ようかな・・・と思ったら日中のフリーなんですね・・・。もう。当日券がありそうなのでギリギリまで考えます。

とはいえ、日本勢の「優勝」となると結構シビアなのが今季。絶対的にこの選手、このチームというのがないのが今大会の特徴かなと思います。今季、ルール改正で要件が非常に難しくなったことがあり、各選手、今季のシーズンベストからパーソナルベストへの期待はかなり厳しいなという印象です。

ペア、三浦&木原組、通称りくりゅう組の歴史的快挙へのチャレンジに大きく立ちはだかるのがクニエリム・シメカ&フレイジャー組、昨季の世界チャンピオンという図式です。グランドスラムの期待が大きいりくりゅうですが、世界大会となればニエリム・シメカ&フレイジャー組だって仕上げた状態で大会に臨むはず。全米スコア227.97はりくりゅうの今季ベストより高い。この記事書いているだけでペアフリーみたくなる、痺れるような戦いになると思います。3位争いはイタリア二組が絡むという、次期五輪を考えるとこれまたスリリングというか、イタリア、強化が上手くいっているんだな〜と思います。

アイスダンスはチョック&ベイツ組とギレス&ポワリエ組の一騎打ちかな?アイスダンスで1位盤石は過去の話だとな〜と思うくらい、今季この2組は競った戦いをしています。そしてNHK杯ではボードリー&セアアンスン組の次いで2位となったチョック&ベイツ組。彼らの仕上がりがキーポイントとなりそうです。久しぶりにモントリオールチームがタイトルを取れない可能性もあるのか。

村元&高橋組が10位以内を目指しての出場です。2007年の男子フリー「オペラ座の怪人」楽しかったな〜。15年を経て、アイスダンスで「オペラ座の怪人」再演。スタミナが心配ではありますが、夢を見せて欲しいなと思います。

男子シングル、今日になって何やら宇野選手が調子が悪いと。今季盤石な感じだっただけにかなり心配ですし、難しい競技だなと思います。男子は3人、日本勢で表彰台独占の可能性もあるし、割って入る選手も多いし、全く読めないですね。また、男子フリーだけ現時点チケットが売り切れているというわかりやすさw

対抗として新・クワドキングのイリヤ・マリニン。SPの3Aが鍵かなと。フリーは全米がちょっと良くなかったりと、大きい試合での試合運びに少し難があるのかな。スコアは全部決めれば笑うような内容です。4Aを見ることができますでしょうか?

今季安定している山本草太選手がターゲットスコアで、この上を行くのが何人いるかというところも見所。他の選手がGPSのようにSPとFSどちらか、だと自国の山本選手が有利。絶対評価なようで実は相対評価なのでスコアが今季一番出ると思います。友野選手は実は一番読めない・・・。過去ワールドのような爆発力を見せるか、今季の延長とみるか。ノーミスならトータル280点は出るとは思います。本人的には「プロへの切符」をかけている感じがするので是非今季一番の演技を見たいなと思いますが表彰台争いとなるとあと5点不足。表彰台スコアは285点〜300点だと予想しています。

今季国際試合に出ていなかったジェイソン・ブラウン選手やボーヤン・ジン選手もいます。タレント多いな〜。

女子、ギアを上げてきた坂本花織選手、集中力の天才三原舞依選手、3Aがキーポイントの渡辺倫果選手。対抗がアメリカのレヴィト、ベルギーのヘンドリクスという布陣ですが、ノーミス対決になるなら男子よりも日本勢表彰台独占の可能性があります。不安材料があるとすれば、調子を落としている印象の三原選手とリスクの大きい3AをSPから挑む渡辺選手、坂本選手の復調度合い。ヘンドリクスはユーロで勝てなかったことがトラウマになってないことを祈ります。本当、勝負の世界に絶対はないですね。レヴィトは久しぶりの妖精タイプのアメリカ勢ですが、まだ滑りの技術が拙い印象です。大会の相対評価として見るなら北米勢の得点をもらえるのでポジションとして有利かなと思いますが、テネルがここでノーミスの演技ができれば、レヴィトより評価されるかもしれません。

そして何気に上位にいる韓国勢3名。3A飛んで来るかな〜。かおまいコンビはスケーティングがとにかく突出しているので、飛び道具で対抗するしかないんですよね。渡辺選手も同様ですが、そこにリスクもあるわけで。でも3Aはロマンです。

仕事を片手間に(おい)1週間、お祭りを楽しみたいと思います。