Minato's memo

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2024年夏 ウズベキスタン サマルカンドの旅(3)青の都 編

ウズベキスタンフィギュアスケートファンには非常に馴染み深い国です。タチアナ・マリニナ、ロマン・スコルニアコフ、ミーシャ・ジーの出身国(といってもロシアルーツで国籍をウズベキスタンにしていた人も多かったのかな?もれなく現在はアメリカ在住です。)でも国名を知っていても街中のイメージは旧ソ連のイメージだったんですよね。「●●スタン」という地名を持つ国はそのイメージでしたが、「サマルカンド・ブルー」という名前だけは吉田拓郎さんの曲もあるので聞いたことがあるな〜と。

サマルカンド・ブルー

サマルカンド・ブルー

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音の響きが綺麗ですね。「ファイナルファンタジー」で似た地名、「ザナルカンド」出てくると異口同音で言われました。で、その地名をググると・・・。

この景色です。青の都、そんな美しい響きの名前と風景を持った街、「サマルカンド」は憧れでした。今回日程が短くなってしまいましたが、それでも「行く」と決めた場所。行ってみて、街の仕組みに慣れると、毎日散歩して過ごしたいくらい、穏やかな雰囲気の街でした。夏の暑さがかなり厳しく、観光には向かない季節ではありますが、晴天の日が多く、空が常に青い、暑かったら食堂に入ってスイカをはじめとした果物が美味しいのでそれで乾きを癒し、午後は昼寝。贅沢。主要ランドマークは頑張れば徒歩でも夏でも1日で回れます。私は木陰を歩きながら3日かけてゆっくりゆっくり観光してきました。

ルート

1日目

朝の6時でこの明るさです。寒暖差の大きいウズベキスタンサマルカンドは比較的高地にあるので日中の気温は東京並み、夜は25度以下になります。外に出て「心地いい」という体感でした。日本、東京の酷暑からするとこの朝の空気は懐かしい。ホテルがレギスタン広場の裏側に位置していて、大通りに近い割に静かで、ホテルの外がこの景色で癒されました。ホテルのフロントは24時間対応扱いのようでここで仮眠を取っている従業員さん(息子さん?)がいて、朝散歩に行くときに気配で起こしてしまい申し訳なかったです。

朝のレギスタン広場。8月末に音楽祭が開催とのことで設営準備に入ってましたが、気になるほど設営が進んでなかったので、全景は綺麗に(ノートリ)。空の下が金色に輝く時間帯です。この位置からなら入場無料。

広場周辺のランドマーク。

夕方になって改めて敷地内に。60,000スムだったかな?iPhoneでは青が濃すぎる。普通のカメラだと空の色、どう捉えるかな?


建物内部にも入りました。

2日目

降水量の少ない地域ですが、スプリンクラーが設置されていて、公園内の植物に水が行き渡るようになっています。「水」の値段が高いだろうに、維持の手間隙がかかっています。

電気自動車。公園内を走っているのかと思ったら普通に公道に出ていてびっくり。

シヨブバザール。5:00から開場していますが朝はまだ静か。ミニスーパーの規模のお店が多く、大型スーパーマーケット的なものがあまりないサマルカンド、リアルに生活必需品を扱う市場の印象でした。

お昼頃。ドライフルーツがものすごく美味しかった!買って来なかったことをちょっと後悔しています。厳しい冬に備えて、保存食を作るノウハウがあるのかな。

遊歩道沿いのホテル。車が入って来れないので、荷物の大きい、多い人は大変ですが、観光拠点としては最強だと思います。


ビビハニム廟、ビビハニム・モスク。動画がなかなか綺麗に撮れています。

まだカフェ文化が成熟していない印象のサマルカンド。欧米資本の飲料メーカーが席巻しています。スキあればメーカーロゴの入った「販促物」があります。

3日目

前の2日間は朝散歩に出てから朝食、というスケジュールでしたが、この日は体力優先で7時に朝食を摂ってからYandex GOで目的地まで。シャーヒ・ズィンダ廟群になります。

世界遺産に登録後、修復が進んでかなり綺麗になったそうです。空気が澄んでいる印象。

青の都、と言ってもここまでは砂漠の中のオアシス的な砂色にモザイクの青を使った建物が多いな〜という印象でしたが、

まさに青の都。ターコイズブルーが本当に美しい・・・。

「映え」写真を狙っての本気撮影の人、多数。

遠くに臨むレギスタン広場。

ハズラティヒズル・モスク。こちらは写真で見るよりも現物の方が数倍良かったです。

ちょっと色をいじってみました。

ハズラティヒズル・モスクからのレギスタン広場。ここから動きたくない・・・!頑張って来て良かったです!


これらが撮りたくて、Osmo Pocket3を買いました〜。