iPad vs 板タブ vs 液タブ

今回のガジェット入れ替えでリプレイスを保留にしたものがあります。
それはiPad Pro。4年前のコロナ給付金を得た時、「こういうあぶく銭はパーッと使ったほうがいいよね」という考え方があり、パーッと使うために買ったのがiPad Proでした。一応実験として制作物の校正赤字を書くのに「手書き文字」を試してみたかったというのもあります。

結果、職場の環境とは(当然ですが)連携できないのでそんな高度なことはできず、逆にPDF(AcrobatPro)にPCから直接入力できる技術はついたので結果オーライかな。デザインやレイアウト作業は圧倒的にPCが便利ですし、私はiPhoneの入力すらも面倒に感じるくらいなので、インプット/アウトプットの業務にはiPhoneiPadも向いていないなというのが答えとなりました。絵も言うほどは描かなかった、というかもう描けないですね・・・。

ただ、KindleiPadの方がいいなとは思いました。これも漫画はPCの方がいいので活字媒体用です。KindleiPhoneでもまあまあ読めます。iPhoneを大きいものにしようかなと思った理由はKindleを読みやすくするためでした。でも、片手では持ちにくくなるので、KindleのためにPlusはないなと思いまして、今回のサイズとなりました。

もうひとつ、「Goodnote」の利用。これはTOEIC勉強用です。色々挙げていくと「PCで『Goodnote』が使えればiPadは不要では?」と思いまして、その実験のためにこのデバイスを追加しました。

通常「板タブ」板型ペンタブレットです。ガジェット白計画もあり描画用の高いタブレットを入れようとしてさすがに思いとどまりw入門用の安いものを購入しました。6,000円ちょっとで、iPhoneを購入した際に付与になったビックポイントで補填し、実質2,000円ほどで購入。板タブは自分で初めてMacを購入したときに、Wacom製の結構大きいのを使用していました。以降Macの更新はしてもタブレットは使うことがなくなり、今に至っていますが、改めて使ってみようかなと。当時を考えると6,000円ってマジおもちゃだわ。

ショートカットキーの設定が最初上手くいかなかったのですが、大体やりたいことはできました。結果、操作性はiPadの方に軍配かなという感じです。「Goodnote」がPC版として改良が進めばいいのですが、画面の拡大、縮小について現時点ショートカットキーが割り当てられないのが一番の課題です。画面縮小はあるので、画面拡大ができれば言うことないかな。Goodnoteの代わりになるソフトを探してみたり、PDFの直接記入をしてみたりしましたが、ややイマイチでした。notabilityは代替になりそうですが、無償版はiCloud連携ができない・・・。

尚、iPhoneでのGoodnote利用も検討して、スタイラスペンも購入しています。

前回のガジェット集合写真にいて、紹介しなかったものです。用途は上記の通りですが、試したところ、iPhone用にもiPad用にもなかなか難しい使用感で却下となりました。そもそも、私は手書きでメモを取る習慣がほとんどないのです。あまりに使わないので手帳も持っていないくらいで、PC、入力で直接メモを取る方が早い。なので、スタイラスペンは緊急性用に留まるかなと。あと、最近気づいたのですが、私は頭にイメージしたものを直接PCに入力してアウトプットする能力が人より優れているようです。ほとんど下書きなしで一発で取説とか、制作指示書を書いたりします。逆に早すぎて「デザイナー」さんにはものすごいプレッシャーかも・・・w。

ということで、PC版を並行利用しつつ、次の春に出るだろうiPad Airの新モデルと、この秋に出た「iPad mini」で再度の検討をしようと思います。活字を読む大きさとしてはiPad miniがいいんですよね。

もうひとつ、「液タブ」液晶タブレットもちょっと考えてみたのですが、iPadMacにもPCモニターにも接続でき、Adobeが「Adobe Fresco」を無償化するという鬼畜なことを始めたのでこの案は消えました。私はAdobeCCを契約していますのでお絵描きソフトとしてはAdobe揃えで十分、初代Wacomを使ってPhotoshopで色塗りしていたくらいなので。お絵描きよりは塗り絵用ですね。久しぶりにiPadで絵を描いて描きやすいな〜、Appleすごいな〜というのが改めての実感でした。下書きをiPadで描いて、塗り絵をPC+板タブででも用途は足りそうです。

PCのデスクトップを「V-Land」にして、一人ご満悦。今回のガジェット更新はこれにて終了です。

デスクを一回り大きいものにしたいな〜とか、ずーっと探している一人掛けソファを冬に検討します。