
非常に辛いニュースとなりました。概要は以下となります。BBCニュースからの転載です。
アメリカの首都ワシントンの近郊で29日午後9時(日本時間30日午前11時)ごろ、アメリカン航空の旅客機と米軍のヘリコプターが空中衝突し、共に市内を流れるポトマック川に墜落した。旅客機には乗客60人と乗員4人、ヘリには兵士3人が乗っていた。市消防当局は30日朝(日本時間同日夜)、この事故で生存者がいる見込みはないとの見方を示した。
Statement from Doug Zeghibe, CEO and Executive Director, The Skating Club of Boston regarding Flight 5342. pic.twitter.com/C2YpnngvmL
— The Skating Club of Boston (@SkatingClubBOS) 2025年1月30日
この旅客機には先日の全米選手権や合宿参加後に拠点に戻る途中であったボストン・スケーティング・クラブの選手、コーチが6名含まれていて、1961年の世界選手権へ向かう途中にアメリカの選手、コーチ18名が搭乗していた航空機墜落事故を想起させる悲劇となりました。
この事故を受けてプラハで開催予定だった世界選手権は中止となりました。
今回は全米後で事故機に搭乗していたのが1994年世界選手権ペア優勝者シシコワ&ナウモフ。不幸中の幸いですが、その息子さんで先の全米4位、四大陸選手権に選出されていたマキシム・ナウモフ選手も当初、事故機の搭乗者名簿に記載はあったものの別便に搭乗していたとのことで難を逃れました。今回の報により四大陸出場の辞退が発表されています。
言葉がありません。現時点ご本人からのコメントはありませんが、こういう形で家族との離別が起こるというのは辛すぎます。ただただ、ご冥福を祈るだけとなります。
シシコワ&ナウモフの名前を見つけた時点で絶句、でした。1994年幕張世界選手権ペアの優勝者でした。鍵山正和さん、佐藤有香さんが出場していた大会。この年は直前にリメンハメル五輪があり、ペア競技はプロの復帰があったため結果アマチュア選手が割を食うという大会となりました。幕張は実質のアマチュアペア世界一決定戦で、同五輪銅メダルのブラスール&アイスラーを上回り、初優勝を果たしました。前年のワールドは3位、五輪は4位。プロ復帰がなかったら五輪メダリストでしたが復帰した二組、ゴルデーワ&グリンコフ、ミシュクティノフ&ドミトリエフが強過ぎだったので・・・。正確さと端正なスケートでした。で、私は幕張ワールドのエキシビジョンを現地でみています。このエキシビ、お茶目だったんですよ。競技プロの雰囲気のままでナウモフのパンツ芸w
その後はGPFで優勝をしています。ご結婚され、アメリカに拠点を移し、後進の育成そして息子マキシム・ナウモフを全米ジュニアチャンピオンに育てあげた。シニアの壁に阻まれていますが、四大陸に選出されていますのでここにも素晴らしい二世選手がいた、ということになります。
どうかどうか、この悲劇を乗り越えてマキシムご自身の人生を歩んでいかれますように。