GWの後半は旅に出ていました。2月にフィリピン、マニラに行ったのもあって全く予定していなかったのですが、用がなくてもスカイスキャナーを検索する癖がありまして、タイミング良く香港Expressのプロモーションが。
GW期間なのに
成田〜香港往復23,330円!しかも預け荷物1個分無料!
思わずPC画面を三度見したというw
脊髄反射で航空券をポチッてしまいました。今年のGW、微妙なお休みだったので5/3からはそこそこ航空券も高かったようですが、私の職場は5/1はメーデーのため、普通に社休日で5/2を休みにすればちょっとだけ長く休めるな〜と、渡航決定となりました。
が、チケットを予約してからホテルを探してみたらマカオも香港もホテル代が高い・・・。旅行に出る人なら普通のお値段だと思うのですが、私は結構ケチくさい旅行者なのでホテル代が1泊1万円をこえてくると高いな〜と感じます。そうこうしているうちにどちらも2007年にも一度行っているのでそれならまだ未到の中国本土側にしようかなと考え直し、広州に行く予定に変更しました。そこで4泊・・・の予定が深圳を素通りするのもちょっともったいないかなとさらに考え直し、広州は日帰りすることとして深圳を今回の旅程のメイン都市としました。結果・・・沈没w広州には行きませんでした。
深圳、想像以上に面白い街でした。観光するところがないという前評判でしたが私、旅先で多分史跡的なランドマークにはそんなに興味がないんだなと今回改めて悟りました。街が「現役」なところの方が刺激になりますし、過ごしやすいです。ここではないどこかへ行き、ちょっと散歩して、ちょっとご飯食べてちょっとお買い物できれば充分で、食事という点に於いては過去の旅と比較しても最高点になりました。北京にも行ったことがあるのですが、この時はそんなに外に出なかったので、今回初めてくらいで本場の中国料理を食べました。とても美味しかったです。何かいろんなよからぬものが入っているのかなと思わなくはなかったのですがそれを鑑みても料理としてのパワーが違いました。もっと若い頃、胃袋が無限だったときに来たかったww
とはいえ、コロナ禍のため中国本土は2024年12月まではビザが必要でしたのでようやくノービザとなっての本格的な旅行シーズン到来というところでしょうか?北京へ行った頃〜コロナ以前は滞在15日以内はノービザ。今回のノービザ再開から期間は30日以内と長くなりました。お邪魔してみて、本物の中国というか、中国だけで30日目いっぱい使って各地を見たいなと思ったくらいなのでこの措置はありがたいな。
逆に・・・、香港Expressがセールスを頻発していたり、このGWから海外ビジターのマカオのダイレクトインが実質無料になったりとお得な感じを醸し出していますが、これはそれぞれ、特別行政区としての立ち位置が微妙になりつつあるのかなと、今回行ってみての感想です。
今回は2つの特別行政区、ひとつの経済特区を移動しまくる旅でもありまして、その度に「越境」をすることになります。日本人にはなかなかない感覚のボーダー越え、各所のボーダーの越え方は意図的に変えています。これが疲れるwでも面白かったです。
さらに、今回はほぼ完全キャッシュレスの旅でした。前回、北京に行った時の小銭を14元くらい残してしまったのを消費するのとマカオで1件だけ「現金オンリー」の店があったので急遽現金を用意しましたが、中国に関しては本当にキャッシュレスで過ごせました。越境ポイントには両替所もあるので完全キャッシュレスではなさそうですが(香港、マカオがそれほどキャッシュレスが進んでいない)旅行時に両替の心配をしなくていい、そして残金にドキドキしなくていいというのはかなり楽でした。
来週より本格的な旅行記ですが、どちらかというと旅のノウハウ的なことが集約されたような毛色の違う内容となりそうです。
現地に到着して、外に出た先で最初にみる風景って結構大事だと思います。私の香港〜深圳越境は「福田口岸」を使ったのですが、こちらの写真、「羅湖口岸」の方がメジャーで、往来も多く「おお!」という駅舎(?)を構えています。

深圳の中心地、市民センターのビル。都庁のプロジェクションマッピングのことがありますが、この建物の映像を見て、都庁でもこれ、やりたがるわけだな〜と思っちゃいました。
