カメラお試し撮影会2025年秋 後編

撮影場所はスカイツリー〜浅草〜上野と、近隣の豊富な観光資源を活かして。残念ながらこの三連休はお天気に恵まれなかったので屋外撮影は少なめです。カメラはレンタル品なので特に慎重に扱いました。本当、レンタルは向いてないです・・・。

いずれも左がiPhone16、右がNikon Z30です。撮影条件を全く揃えていないのが反省点。

Nikonのレンズは24mm単焦点。初日、iPhoneはjpgでの撮影だったのでAdobe Lightroomでの現像が活かせないハンデ戦です。かなり明るい設定で全体的に黄色が強い。自分のスマホの設定のせいかな?Z30はRAW撮影の現像をしたものなりますが、食べ物は正直そこまで差が付いていないなという印象です。見る人が見れば全然違うとは思うのですが、iPhone、スマホがカメラ業界を駆逐した理由がよ〜くわかります。

翌日の食べ物はiPhoneもHEICで撮影、LightRoomで自動補正での書き出し。Nikonのレンズ、上はキットレンズの16-50mm、下は24mmの単焦点。今回の撮影会にNikonを選んだ理由はキットレンズが優秀という口コミをみてなのですが、その通りの仕上がりです。ズームで焦点距離28mm、そこそこボケますし、私好みの画角になっています。iPhoneで背景ボケをやろうと思うと結構後ろから撮らないといけないので、食事の席では変な体制になりますw

すみだ水族館入り口。iPhoneの設定は大誤りで、超広角。本当はもう少し青暗い「海底」風なのですがNikonもf1.7のレンズなのでちょっと違う感じに。でもNikonの明暗差の大きいシーンでの表現力にはおお!と感動。

今回の撮影で一番差がついたのはこちら。この大きさでも一目同然で、暗い場所で明暗差が大きくて色も多いという水族館の水槽、オート補正でもNikonは素晴らしい解像度でした。iPhoneはカメラの良くない超広角、jpg画像なのでハンデ戦とはいえ、じゃ、等倍のレンズで一眼の画質に届くのか?といえばこのシチュエーションだと難しいと思います。

iPhoneは等倍レンズで。これならまあまあ戦えます。フィルターをつけないと水槽の反射を拾ってしまう・・・。

Nikonで明るい単焦点レンズを用意した理由のひとつです。解像度がえぐい。これでもまだ設定が甘いと思うのですが、カメラ特有の連写やシャッタースピードの調整で描画力が変わるな〜と、カメラの楽しさを実感した作例になりました。

iPhobeは陰影が潰れてしまった・・・。

これは若干反則ですが、Nikonはキットレンズの望遠を使用。望遠はほぼ使わないのですが、特定の目的ではあった方がいいなと思いました。iPhoneProの望遠はどんな感じかな?

iPhoneもHEICからの書き出し、Nikonは16mm-50mmの標準レンズ。補正次第ではiPhoneの方が良さげ?Nikonはどの画像も「緑」が綺麗です。

お、iPhoneの方がいいような。アングル勝ちでもあります。

標準キットレンズでも焦点距離50mmまで対応のNikonはフラミンゴらしい紅色と白色のコントラストが綺麗に出ています。

Nikonの方は不精して単焦点の24mmのまま撮影。空は青く、全体が赤と黄の強いiPhoneに対し、空は白飛びしたものの建物と木々の質感、色合いが正確なNikon。

動画も撮影してみました。動画はiPhoneもかなり頑張ってましたが無印は望遠がきかないので。Nikon Z30は手ブレ補正がない機材なので固定撮影かジンバルが必須。ただ、ズームを駆使しての動画撮影ができるので「意図」を持った映像づくりができそうです。

カメラは大きくNikonに傾いています。欲しい焦点距離は16mm、もしくはそれ以下。Z30にするかZ50Ⅱはたまたそれ以外にするかですが、Z50IIは大きいのがネックです。ライバルのCanonとSONYはキットレンズの焦点距離が18mm〜なので二の足を踏んでます。望遠は諦めるw基本は街角スナップなので、その融通が効くレンズがあるカメラが購入候補になります。
カメラ沼、旅も嗜好品な上にカメラも嗜好品なのでこれ以上沼を増やしてどうするということで、慎重に選定します。作家になりたいわけではなく、あくまでも本来の趣味である「旅」の記録用です。撮影に一生懸命になってしまうのは本末転倒なので、ほどほどに。

そして、構図、レタッチ、トリミングが本当大事ですね。今回初めてRAW現像をやりましたが撮って出しとは全く違う表現に驚いています(おい)。こちらも新たな沼になりそうです。