Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

国体フィギュアスケート

ものすごく久々にみて、大会の独特な雰囲気と「青春だなぁ」と感じる切ない感情を思い起こさせる大会でした。当初より予定出場者の辞退が多く、行くのやめようかな・・・とのせめぎ合いだったのですが、最後の一押しは服部くんの出場でした。

あと、全日本男女とも25位の選手を見たかった・・・。偶然にも福岡勢で、中庭コーチのお弟子さんたちで、全日本大会前に話題になった選手たち。結果、みたいもの見れた、幸せな大会でした。

服部くん、過去国体要員で復帰している人は結構いますが服部くんはあまり身体能力の高い選手ではないので戻すの大変だったと思います(途中、何か病気が見つかってますよね?)3Tを戻すのも一苦労だったと思うのですが名プログラム「ライオンキング」のエッセンスは十分で最後の2Aは変な声でちゃいました。挨拶も学生か、という大きな爽やかな声で(逆に社会人接客対応をしているのでスキル的なものかもですが)会場を盛り上げました。

山田耕新くんは全日本SP落ちからのフリー初見。フリーはちょっと持たない印象ではありましたが社会人スケーター、これからも頑張って欲しいなと思います。SPはとても良かったそうです。

野比奈ちゃんは3+3を実装して、シニア上位と遜色ない技術と滑り・・・なのですが全日本はいいところなしでした。ようやく見たいというSPを披露してくれて嬉しかったです。FSはちょっと・・・のようでそのあたりが今後の課題になるのでしょうが、福岡から国際大会派遣の女子スケーターは悲願ですので、今後も期待しています。

あといくつか。

今井遥ちゃん。滑りは維持していますがやはり細くなっているのが心配です。元気になって欲しいですが、五輪イヤーは結構調子が良いようなので戻るといいな。とはいえ先天性の病気ですしね。

吉野晃平くん。先に滑った大阪の選手に泣いてしまい、もーこれから滑るのになぁと思いました。ジュニア時代から「いい選手」でしたが優しすぎたのかな、少し伸び悩みました。

中村智くん。東日本がとっても良かったので引退試合としての国体の演技はちょっと物足りないものがありましたが長く現役を続けてくれて楽しませてくれたスケーターの一人でした。長野は小平くんが出身だったということで豪華でしたね。来季はどうかな?こちらも国体だけ復帰とかあるのかな?小平くんはようやく7級を取得し全日本に間に合った、わけでその夢の大きさに賭けたいという思いが出てきての現役続行宣言となりました。東は枠がないのでちょっと大変ですがあきらめないで欲しいです。

佐上くん。ノーミスの「カサブランカ」でした。ちょっと大きな舞台で弱いところがあるのでもう少しハートを鍛えること。

日帰りで行って、長野駅の変わりようにびびった次第です。長野開催の何かあるといいなぁ。