Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

20年目のリフォーム

今の住処に引っ越してから来年で20年です。いやびっくりです。元々が団地っ子なので集合住宅に住むのに慣れてしまい、戸建てとか怖くてw時々、もう少し違うところ・・・とか考えたりするのですが、今のマンションがパーフェクトにいいので、他の選択肢になかなか至らない。逆に今後大丈夫かなと心配になったりします。まだローンは抱えていますので。

消耗品の類いが10〜20年で壊れると言われています。10年と20年じゃ全然違うぞ、というツッコミをしつつ、差し当たりエアコンはちょっと怪しいのでその交換はマストとして、現時点どこにも不具合がないのもあり、水回りとガスコンロ、サッシとどこから手をつけたらいいのかなと思いまして水回り系のショールーム行ったり、リフォーム専業の工務店さん、家電量販、最近流行りのリノベーション会社と話を聞きに行ったり、費用感を出してもらいました。

で、結論は現状維持www

まずリノベーション会社さんは論外でした。お金のない客と見られたのか新人さんのような子が出てきまして(自分の年齢を考えると対応する方が自分より人生経験のスキルは当然低いとは思いますが・・・)築年数のある部屋をどう上手くアレンジしてみせるスタイルにツッコミどころ満載でした。逆に今後リノベーションを考えている人に同行アドバイザーしてあげたいくらい。かなりやばいなと思いました。

結局見てくれってどうとでもなるんですが、給湯器とその配管が逝ってしまうと一番工費がかかるというのが今回各所のアドバイスで理解しました。そこで思い出したこととして、元々住んでいた団地は親の代に私が生まれる7年前くらいに新築で入ったところでした。お風呂がなくて台所まわりの湯沸かし器だけお湯が出る設備で、お風呂は最後の5年で部屋が増設(!)された時に設置、だから「配管」のことは住んでいた30年ちょっと、気にしたことがなくて。ですが、退去後10年もしないタイミングでその団地は建て直しとなりました。鉄筋だし長く住めそうな印象でしたが、恐らく配管を全てやり直すことになったんだろうな・・・。築年数50年というところでの建て直しでした。逆にいえば重要な配管はそこまで持つんでしょうね。水漏れトラブルは洗面台の1回だけだったなと記憶しています。ですが、水漏れのトラブルが悲惨な事例として階下の住居浸水の騒ぎにもなったり。むかーし、勤めていたアニメプロダクションで水漏れから天井が剥がれ落ちたことがあります。プロダクション用に賃貸された部屋なので分譲住居ほどのトラブルにはならなかったとは思いますが、あのシーンは結構忘れられない出来事のひとつです。

過去の出来事と今回、工務店の方や水回り系のショールームでお話を聞いて一番重いであろう給湯器、水道配管は50年は持つ(説明では35年くらい)と結びつき、じゃあ、水回りの設備は何を変えるため?となったとき見てくれだけであるなら今のマンションの設備は多少の経年劣化はあるかけどまだまだきれいな方だと。少しずつ不具合が出てくるからその時に交換を考えるでも充分間に合うという説明に大きく納得しました。お風呂と洗面台がセット、トイレ、キッチンでそれぞれ独立の施工が可能で、給湯器配管をやり直す施工が一番お金がかかり600万円〜800万円という算出でした。「やば、破産する」と心の中で思いましたがwこの施工が必要なタイミングで「リノベーション」になるんでしょうね。

先のリノベーション会社さんのビジネスモデルもなんとなく見えました。それにしてもここでの説明、本当色々やばかったですよ。
「みせる収納」→キッチン用品を置く場所にほこり避け扉ないと死ぬわ。
「トイレに本棚」→一人で使っていてもそれなりに汚れる場所に剥き出しで紙の本なんてありえん。
「ウォークインクローゼットを書斎化」→暑い。狭い。論外。
どんな客を想定しているのかわかりませんが、本気で家の中掃除したことある??という説明だよなと。今後この会社に何かをお願いすることはないなという感想です。表面デザインは私の場合、自分でできますしね。

在宅率が低いので「掃除」が一番できません。どうすれば掃除をしないで済むかを考え続けた20年でした。
ゴミ箱→段ボール製にしてゴミ袋で入れ替え。汚れたらゴミ箱を交換(これはおすすめです!)2箱で1000円しないものを使っていましてただいま2個目。
三角コーナー・水切り袋→撤去。生ゴミは直接上の段ボールゴミ箱に直接イン。(水回りに残すより廃棄が早くなるからかほとんど臭わないです)
家電→必要最低限に。炊飯器もないです。

結果として一般家庭より家具が少ないです。元々カップボードもなかったくらい。

さらに大量にあったビデオテープの断捨離が進んだおかげでリビングに置いていた書棚代わりのキャビネット内の雑誌類が全て寝室に移動できました。そのためこのキャビネットと、テレビボード、LDプレーヤーが廃棄となりました。急にミニマリスト化が進んでしまっています。テレビも今後どうするかな・・・と。結局モニターがあればいいので。置き方だけ決めて今仮にと小さいスチールキャビネット上に置いてます。これでいいような気もするけど・・・wケーブル類もまとめてかなりスッキリ・・・とはいかない長さがあってそういえばパラボラアンテナも耐用年数超えかなと今こちらも入れ替え検討中です。

録画機器、20年前はまだVTRが現役でした。今後20年で再生機器そのものがなくなりそうですね。そうしたら潔く捨てようかな。年齢を考えるとちょうどいいのかな。入れ替えの家具は現在検討中ですが、とりあえず板を一枚買いました。いい感じになりそうw
後はデスク1、テーブルと、TVスタンド、カーテンかな。食洗機とブラーバを検討したけれど、導入は見送りとなりそうです。ポータブルバッテリーは導入するかも。

スペースが余りまくりで、誰か住まわせた方がいい?というくらい空いてしまいました。

「起きて半畳寝て一畳」を地でいく生活になりそうです。

元号が変わるタイミングで好きなものを集めて撮影したTVボード。これがなくなります。インターホンも交換になっているのでもはや別もの。ここからですでに5年か・・・(遠い目)

2023年夏 不思議の国ブルネイへの旅(5)ブルネイの食事編

ブルネイ旅行記、ラスト、食事編です。滞在そのものは非常にゆったりできたのですが、食事はやや残念かなと。気のせいでなく、元々はイギリスが統治していて現在もイギリス連邦加盟国であり、近隣東南アジアの食文化を持ちながら実はイギリスの食文化の影響が強いのかなという印象でした。そしてイスラム圏なので当然ハラール食、それも厳し目ということで、ご飯を食べにまた行きたい、はないですねwでもすごくまずいわけではなく、あくまでも東南アジアの中では、という程度で食事に困るくらいまずいというものはありませんでした。慣れれば適当に合うものを探せばいいのではと思います。

先のエントリーでも書きましたがブルネイの食品はほぼ輸入に頼っています。「Made in Brunei」が基本存在しない。一部あったっぽいけど、無理して買う必要はないので今回は職場にもお土産はなしでしたw


機内食レガシーキャリアなので久しぶりの機内食です。行きは日本からの積み込みなので普通に美味しかったです。帰りは・・・残念wもはや何だったか覚えていない。

ホテルの朝食3連発。2日目が日曜日で簡易のビュッフェスタイルになったのでバリエーションが出ました。メニューから選択するスタイルです。何故だろう、無性に焼きそばが食べたくなって撃沈するパターンが多いww日本のソース焼きそばのガツンとしたソースの味を期待するとオイスターソース中心のマイルドさが物足りなく感じます。

最終日に泊まったホテルの朝食。この旅での初生野菜wイギリスの食文化が出ているな〜と感じた、メニューのスコーン!迷わず取りました。私、朝食に甘いものが出ても全然平気な人です。ライブキッチンもやっていたかな。

空港にもある、フィリピンのファーストフードチェーン、ジョリビー。KFCよりもよく見かけました。ベトナムでは我慢したものの、ここではたまらず入店したら・・・、あれ?ポテト美味い。これは早急にフィリピンで本場ものをいただかないとです。チキンは「チキン」でしたが、スパゲッテイとかソース類のものが独特の甘さらしいです。日本に出店の計画があったんですね。(頓挫中)

「ザ・モール」内のポテト専門店。お祭りの屋台で見かける「オランダポテト」味!好きなんですよね・・・・。尚日本食の扱いでした。

職場にお土産もなく、唯一、じぶん用のお土産となった「カヤジャム」シンガポール&マレーシアでないと見かけなかったこのジャム、スーパーでものすごく安く売られていてびっくりしました。まずホテルでこちらを開けて「あれ?味がちょっと違う・・・」と思ってもう一つ別のメーカーのものを試してもちょっと違う・・・という感じでしたが日本に持ち帰って食べてみたら「あ、カヤジャムだ」となりました。暑さで味覚障害が出ていたのかな?日本で買うと一瓶1,000円前後からのものが現地では1.5BNDです。カヤジャムファンにはブルネイ、穴場かも。お土産用途ではなくあくまでも自家需要用なのもいいですね。

表の看板に「イギリス料理」とあったのでどんなだ?と思って入店。ハンバーガーをチョイスしたのでこれがイギリス料理だ!という感じはゼロですが。味は可もなく不可もなく。

ニューモスクに行った帰りに寄ったお店。メニューがわからず適当に頼んで出てきたものがカレーでした。ちょっと量が多いので残したら残した分お土産に持たせてくれました。このお店のエリア&ニューモスクに行く途中「日本大使館」があります。お店の人に職業は何だと聞かれて「office worker」と答えたら「大使館員か?」と。いやー、大使館員、こんなカジュアルな格好で(ワークマンコーデw)歩いてこの辺はうろつかないと思うよw


ホテル近くにあった日本食「ラーメン屋」さん。ハラルのラーメン屋ってどんなだ?と思って入店。鳥ラーメンに鶏肉のぎょうさ。美味しかったです。そして食事のコストが一番高かったのはこの店でした。あとは10BND超えない。食事コストは全体的にお安いです。カフェ、コーヒー代は日本他と変わらず。お高いです。

フードコートごはん。インディカ米、普通に食べられるのですが、ブルネイのはちょっと美味しいと思えず。何が違うんだろう??マレーシアのチキンライスが恋しい。

ナイトマーケットごはん、サテー。サテー、好きなのにここでしか食べらえず。4本で1BND(安い・・・)

ナイトマーケットのごはんをホテルにテイクアウト。葉に巻かれたものはちまきのようなもの、ケルピスといいます。「餅米」です。美味しい!これは日本で食べたい〜。串のものは何だかわかりません。固かった・・・。あとスイカジュース。薄味。それぞれ1BND(ケルピスは5本で1BNDです。安いよね??2回目)お肉は鶏肉→牛肉→羊肉の順でお値段が上がっていきました。特に羊肉は高い。何でだろう?輸入規制的なものがあるのかな?なので羊肉料理は食べておりません。

スイーツ2品。上はヨーグルトです。さっぱりして美味しい。下は普通のソフト。乳製品の文化はユーロ圏と比べるとちょっと残念。外気であっという間に溶ける・・・。

最後の晩餐は空港でフィッシュ&チップス。やっぱりブルネイはイギリス料理の文化だな〜という締めくくりでした。これは白身フライなので普通に美味しかったです。

味については当たり外れがありますが、総じて食事コストが安いので日本人でも結構楽しめる国だと思います。飲み屋がないからダメかな??私は普段全然お酒を飲まないので大丈夫です。

ただ、ハラルは豚系がダメですし、全体的に薄味。帰国後しばらく豚肉&味の濃いものを求めてました。ベトナム人やタイ人がブルネイにあまりいないような気がするのはそのせいだと思います。食文化が似ているフィリピン&インド&マレーシア、メインの宗教が同じバングラディシュ。最近日本の円安が進んで人材が他国に・・・とありますが、日本の多様な食文化は日々の糧として重要なファクターだよね、という気がしたブルネイでの食事でした。

ブルネイ、また行ってみたい国のひとつとなりました。落ち着いて過ごせるのが本当によかったです。

ちょっと旅行熱がおさまったのですが、1年に1回は遠くに行けますように。