Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

ガジェットサポートセンター

本当に好きな人からしたらそこまでではないのですが、私は黒物家電、PC、ガジェット系のセットアップを比較的得意としています。当たりの良さそうな印象を持たれているのか、かなりの頻度で周囲からこれらの設定方法の質問を受けます。これが職場でも、日常(身内)でも、なのです。逆の場合は答えくれないのになーと若干はモヤモヤしますが、自分の負荷にならない程度に対応しています。

で、80代になった親戚の叔母さんが新しいパソコンを見繕ってほしいとのことで、その購入代行と、PCのセットアップをしてきました。10年以上前にも一度パソコンを見立てて、その時はサポートが厚いであろうNECのものにしたのですが、10万円以上したのにそれに見合うほど使っていたのかが疑わしく、「要ります?」と若干難色。どうも旦那さんである叔父さんへの対抗心で欲しくなったようです。先のNECのものは夫婦共有で使用していたのが、叔父さんの方が最近大企業・官庁の下取りパソコンを購入したとか。この時も平日日中、しかも撮影立ち会いで普段よりも同僚(上司)との距離が近かった状況で私用電話が入り、時間も時間、年齢も年齢なので「何かあった??」とドキドキして電話に出たらこのパソコンの購入についての質問で脱力した覚えがあります。リタイアが長くなるといつ電話していいかの感覚も無くとはいえ・・・。

しかもこのパソコン、よくなかった。私の自宅にもそれら類似の販売セールチラシが入りましたが、3〜4世代前のものでしたし、マザーボードWi-Fi非搭載モデルで有線LANが必要。こちらも見立てればよかったなと。

叔母さんの方は「予算10万円」とかなり中途半端な設定でしたが、Windowsなら何とかなるかなと、費用の目安と、家電量販店でおすすめされたパソコンの情報を教えていただきつつ、Windows機の構成を改めて勉強しました。私はApple信者なのでWinはMacほどはわからないんですよねw

自分でもnojimaに行ってみた感想として、勧めたPCのスペック低すぎ。即動かなくなりそうな印象でした。3枚目の「dynabook」のスペックが良いので現実を見せて、妥協させる作戦だったのかな。で、改めてカカクコムの方で調べて、パソコンは、特に外資系メーカーはApple同様ECダイレクト販売が主流とのことで、ここでネット購入に切り替えました。

Microsoftアプリがバンドル版でないので、理解できるか不明でしたが、365の仕組みを説明し、ここでは「要らない」と言われたのでパソコンだけ用意し、実際のセットアップは私も立ち会う条件でJ:COMに対応いただくようにしました。そのサポート用に毎月課金していたようで、「使い倒せ」と命令w

当日、パソコンを持って親戚詣でをしました。J:COMのサポートはまさかの若い女性が担当、対応自体は当たりだったと思いますが、親戚が決めたログインパスワードを目視で入力するという作業に入力ミスがいくつか、入力してから一度ログオフしてもう一度サインインまでさせるべきだったと反省しました。一部スクショは撮っていたので良しとします。マカフィーはアンインストール。J:COM側で永久サポート対象のようですが、アップデートできないだろうなと、最低限としてWindows defenderのみにしました。そしていくつか使いやすいようにブックマークを作る作業を対応。そうこうしていたら「Excelを使いたい」と言い出し・・・。製品版が最近出たので改めて商品概要を説明したら製品版の35000円は「高すぎる」、365は「理解できない」・・・ということで、この時点でパソコンの意味は??と思ったのですが、365の無償版をブックマークして物足りなくなったら課金か、他社の似たようなソフトを入れるかで、取り敢えず納得していただきました。メモはご自身で取られていましたが、あとで読み返して分かるようなメモの取り方ではなく、絶対次の日またイチからかなと思ったら案の定、その通りでした。なので最後は親戚の娘(私と同い年)にパソコンの構成を教えて、お暇しました。

叔父さんのパソコンはメモリ8GB、SSDは256GB、インテル5iでしたので悪くはなかったですが、叔母さんのパソコンの方が爆速とはなりました。しかし、使い倒すようになるには程遠いよな。叔母さんも少し認知機能が落ちてきている印象です。ご自身の若い頃のイメージがあって「何でもできている」つもりで、夫婦特有(?)の悪口を聞かされたりしましたが、叔父さんの方が実はかなり使いこなしていて、流石に少し注意をしました。何故他の人の「やりたい」を否定から入るんですか?と。私が今回の件、一連の流れをみた上で叔母さんに「使わないでしょ?」と言ったらどう思いますか?と。

大体、この手のことをお子さん三人、高校生のお孫さん一人(男の子)がいて、周囲にいくらでも聞く環境はあるのに私を頼ってくるのは「妥協のない身内の厳しさ」が多分にあるのかなとも思いました。

そして、つくづくBtoCのサポートを実際に対応する方の忍耐力・・・。本当、意味不明な質問とか意見、要望が多いんだろうなというのと今回は女性でしたので訪問先の当たり外れも怖いだろうな。色々勉強になった2日間でした。

このストレスを見越して、明日を休暇にした私の予測能力に自画自賛しつつ、来週の3連休、自分のApple製品のセットアップで鬱憤を晴らしますw