Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

S.H.Figuarts(真骨彫製法) ウルトラマンティガ

もう、今日はこれでしょ!

25年を経た、ダイゴ(長野くん)の横顔がラストにくる、オタクホイホイなCMといい、YouTubeの動画といい、こんなに素敵な内容を再び見られるなんてファン冥利につきます。長野くんの横顔もですし、フィギュアに近寄って手にとるシーンは東北のピラミッドのシーンや熊本の要塞の中でスパークレンスを手にするシーンのオマージュに見えます。また25年経って、発声が全然違うのにも驚きました。あまり声の通るタイプではないですがどストレートな「ティガー!!」に気圧されました。フィギュアの出来も素晴らしくよくて、特に夜の戦闘シーンが印象的だったティガダークな中の佇まいがとてもよく再現されていてうっかり買いそう・・・。造形に対し、ちょっと小さい印象がありますので我慢です。権藤さんが長野くんより背が高く、肉体美を維持しているのにときめきました。権藤さんがこんなにフューチャーされてしまうと、パワータイプ担当&マルチも担当していた中村さんの立場は・・・と心配になりますw

ティガは造形だけ見てもダイゴ=長野くんに似てますね。横顔がハッとさせられるところまで一緒です。円谷プロはその後大変な経緯を辿ってますので仕方ないのですが今のウルトラマンのゴテゴテ感はサイボークっぽくてね。特撮は見れば面白いのでうっかり見ないように気をつけてます。

そう、「ウルトラマンティガ」こそ、「うっかり見始めた」からこその今なのでw世の中のものは素晴らしいものに溢れている、そこに近づくか否かだけの違いですけど、「ティガ」はエネルギーが強すぎます。今見ても作品に全く古さを感じませんし、女性隊長でレナちゃんがエースパイロットで、女性が強く、美しい世界でした。作品って途中から一人歩きするところもあるのですが、ティガは世界観も独特、不思議な雰囲気があります。今からでも見られるので見て欲しい作品です。

せっかくなのでおすすめ話数をレビューしておきます。長野くん視点+ティガのキーになる回です。基本1話完結なのでどこから見てもいいですよ〜。

第3話「悪魔の予言」
長野くんの横顔が美しい、とありますが振り向くシーンも外せないです。いくつか印象的な振り向きシーンがあるうちの1話。隊長メイン回で小中さん脚本の緊張感のある世界です。

第8話「ハロウィンの夜に」
ダイゴのかぼちゃ大王コスプレ&アイドル全開な楽しい回です。「長野くん」という人がどんな人かわかってない時期でみた印象で結構ないたずらっ子だなと植えつけられたくらい他の話数に比べて超イキイキしてますw

第15話「幻の失踪」
岡田くんのおかげですっかり有名になった骨折した長野くんのフォロー回。手にギブスしてます。次の16話も怪我設定は残ってますがそれ以降は普通にしていますけど骨折のギプスってそんなにすぐ取れるの?と疑問が。「早く取った」んでは??と今でも思ってます。

第19話・第20話「GUTSよそらへ」・前後編
最終回&「ダイナ」への伏線、光を推進力にする「マキシマオーバードライブ」がでてきます。ダイゴとレナちゃんの会話萌えでした。

第25話「悪魔の審判」
当初半年になるか、一年になるかとあったようで前半最終回に当たる回なので超ハードです。全部見所。変身シーンも続々します。

第34話「南の涯てまで」
ダイゴがGUTS隊員へ登用されたエピソードが、ものすごく純朴。この辺りから長野くんが憑依してきている感じがします。

第39話「拝啓ウルトラマン様」
変化球なエピソード。ダイゴとレナのムードが結構表に出てきて可愛い。

第43話・第43話「地の鮫」「影を継ぐもの」
坂本くんをゲストに、と構想があった回です。長野くんのすんごいアクションが拝めます。

第45話「永遠の命」
このエピソードは映画版で回収されました。

第49話「ウルトラの星」
初代ウルトラマンとの共演回。黎明期の円谷プロ物語です。この後の予告編に衝撃を受け壊れた私・・・(本当)

第50話「もっと高く!〜Take me higher!〜」
第51話「暗黒の支配者」
第52話「輝けるものたちへ」
50話と52話「Take me higher!」曲中の使い方が神です。52話はアルバムバージョン。女性隊員が途中からダイゴ=ティガに気づいている、という設定が超絶萌えポイントでした。今回のフィギュアで最終回のことが語られていましたが、個人的には「究極のウルトラマンごっこ」と呼んでます。 

NATURE RHYTHM

NATURE RHYTHM

  • アーティスト:V6
  • 発売日: 1997/08/13
  • メディア: CD
 

初期のアルバム、再販しないのかな?再販しないなら配信すればいいのに。
 ティガに関しては定期的に荒ぶってますので、過去記事も貼っておきます。

 

今の彼らの合言葉「今が一番であること」というものがあるので私自身はもう、もう一度「ティガ」に、とか「ウルトラの作品出て欲しい」というのはそんなに望んでません。今の経験でできる仕事をまた積み重ねていってくれればそれが一番ですし、幸せな妄想をしてニマニマしておきます。

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我が家にいるティガ関連グッズ(一部)自分で買ったのは後ろのUFOキャッチャーのティガちゃんと、「8兄弟」の映画前売券購入特典とお面(笑 映ってない)ソフビは貰い物です。

ファミリーヒストリー

このタイミングで、NHKの番組、何故?と思ったら新しい小説の宣伝でもあったのかな。高見沢さんのご家族の歴史を紐解いた番組です。この番組、たまーに見ていて、八木沼純子さんの「華麗なる一族」ぶりが印象的でした。ある程度「血筋が良い」人でないと辿れないと思うのと、ちょっと「見てはいけない」気分にはなるので期待半分、心配半分の番組でした。高見沢さんは本当NGがない人ですね。

https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2021022206345

 それなりに長いファンなのでこれらの本、当然のように所有しています。結構高値ですね。アイドル本と違う内容で今でもそういうこと書く?というのが各所に出てきます。
この本の表紙は考えた人天才!

何度も繰り返し読んでいた厨二病製造本w(どんぴしゃ)

予告編では14年前に亡くなられたお父様のことが中心なのかなという印象でしたが両親満遍なく。現在99歳というお母様の近況に安堵し、一方で実のお兄様が亡くなられているという事実にかなりショックを受けました。8歳の年齢差があるとはいえ、お兄さん、存命なら74歳です。若すぎる・・・・。男親は全員80代まで生きてまして、高見沢さんのお父様は91歳、母親は全員存命。アルフィー3人は両親が長命で・・・・という自分の勝手な思い込みを恥じていますし、急に、高見沢さんの「寿命」を突きつけられた気分です。グループとして、ひょっとしてあと10年ないかもしれないということにかなり動揺しています。お兄様、昔TVに出たことあるんですよね。VTRはまだ家にあります。コニカ(当時)にお勤めのサラリーマンで海外勤務もされていた・・・と、いう一方でカメラメーカーは周知の通りスマホカメラの台頭にコンシューマー向けは縮小の一方でした。やれ合併だ、事業撤退だというニュースを見るたび、「高見沢さんのお兄さん、どうしてるかな?」とよく思いを巡らせていました。大手と呼ばれてもそのような遍歴を辿ってます。想像したくないけど、激務が寿命を縮めたのかな・・・?先日の坂崎さんのインスタで現ソニーの「α」のカメラに「コニカミノルタ」のロゴを貼った写真が投稿されましたけど、当然お兄さんのこと知っている人の投稿、これ実は何かの示唆だったのかなと、今になって思います。

で、ご両親の物語。お二人に共通して感じたのは親族の方が非常に勤勉だなということでした。時代の流れの中にあって未来永劫が約束されていない状況でも次にどういうことをしてゆくかを地道に模索し、営みを続けてきた印象が強かったです。元は商人の家系だったいうのがちょっと意外でしたけど、放蕩の限りを尽くしたという人はいなかったような印象です(いても出せないと思いますが)お父様のご両親が早くに亡くなっているという事実は辛いですが、そこで卑屈にならず、前向きに自活する方法を考えて行動しているというのが素晴らしすぎるし、ウチの親はやっぱりダメだな・・・と思ったり(父親が早く亡くなっているのは一緒だけど母親の再婚でグレたらしいw)環境は変えられないけど、生き方は自分次第だという、鑑のようです。最終は校長先生ですしね。高見沢さんの強い信念、やり抜く力、聡明さは父親譲りなんだなとよくわかるヒストリーでした。高見沢さんに「語彙力がない」と言い切るお父様、強い。尚、「豊富な読書量のわりに少ないボキャブラリー」と評したのは小野緑さんです。お母様は朗らかですね。42歳で証券レディとは、高見沢少年結構放置?wそして美形は母譲り、お父様も結構男前で美男美女、お兄さんもそっくりで、麗しい美形家族でした。先祖が長野県の佐久平で、その後八王子、五日市、あきる野と馴染みのある地名(高校の学区内)が出てきたのも妙な親近感でした。

高見沢さんご実家にファンの人がきていたという話、商店を営んでいる実家と違い、行こうと考えたこともなかったので驚きました。トニセンなら井ノ原くんご実家に行くようなもんでしょ?危ういファンとかいただろうからあのあたりは美談にせずカットでもよかったのではと思います。

見た後の「見てはいけない」感はやっぱりでた番組でしたし、今後のことを突きつけられたという辛さもあるし、でもその痛みは今後もっともっと増えてゆくんだろうし、それでも色々全うして欲しいという希望を託すことにもなります。まずは古希、ライブ通算3000本、3人がいつまでも同じ方向を見ていられますように。