Minato Sugisawa's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

2013年GPF(4)女子FS

なまじ家にいると地上波の放送スタートの遅さに唖然とします(笑)放送前に結果分かってしまう・・・。今生放送が出来ないのは先のNHK杯のことがあるからでスポンサーありきの地上波では難しいでしょうね。やきうは延長込みでのスポンサー契約だと思います。

パゴラリア選手、演技の感じがSPと比べてジュニアの滑りかなと思いました。4分をまとめる力というのがまだまだ弱いのかな。滑りの感じがSPとFSで変わってしまう選手は多いですが極端にそんな印象を受けました。それだけFSって過酷なんだと思います。
ラジオノワ選手、シニアの大会は今季はこれで最後でしょうし、恐らく結果を気にしないで滑れる稀少な大会だったでしょうから楽しかったのではと思います。NHK杯ではピンとこなかったのですが、今日の演技は音感の良さが随所に出ていました。2005年の浅田真央選手を思い出す、時代の交錯する瞬間に立ち会えたことを糧に次の大会に臨んで欲しいと思います。
リプニツカヤ選手、今しか出来ない演技+TES鬼構成のスタミナという両輪を感じる出来でした。女子の場合はTESとPCSのバランスが年齢を経るとともに逆転してゆきますが今日はFSとしてはスケートも良く滑っていたので驚異的な能力の選手だなと思いました。代表争いがどうなるかわかりませんが、個性もありますし脅威を感じさせる選手。アベルブフ氏の着眼点の良い振り付けが次の大会までどのくらい洗練されるかが楽しみです。
アシュリー・ワグナー選手、強い音楽でどやどやした雰囲気の演技が多いのでそういう曲と比べるとちょっと・・・という意見が多い今季のFSですが、私はSPと比べると滑りの良い感じと難しい曲調を表現する能力の高さがみえていいなと思いました。今日は後半失速してしまいましたが、ノーミスで来たらラストはそこそこ盛り上がるのではと思います。とはいえ、アシュリーは「ブラック・スワン」という神プロがあるので、全米から案外そっちかもですが衣装が両方黒くなるのはちょっといやだなぁ。
ソトニコワ選手、冒頭の3Lz+3Loで力を使い果たしてしまいました。滑りの質はロシアン子の中ではいいなと思いますがここにきてルッツのエラーと3Fが決まらなくなっているのは不安材料ですね。しかも今回はラストのスピンが点数なし。体型変化もあるのでしょうが、ユーロまでに立て直しをして欲しいものです。衣装はエロスで素敵。17歳であの雰囲気は困りますね。ロンド〜の編曲もちょっと変わっていて面白いなと思いました。
浅田真央選手、3A2発はあまり意味ないなと思いました。ラフマニノフのこの曲がもっているドラマ性ってクレムリンにあるロシア正教会の鐘の音を模した冒頭のピアノの音とそれに続くうねるようなオーケストラの旋律があってこそで、そこにプレッシャーの強い3A2発ではそちらの印象が強すぎてプログラムを味わえない。曲を聞きたければCDを聞けばいいんですけど、音楽のアクセントと振り付けと技術がぴたりと合ったものをみたいなとも思いますので。真央ちゃんはそれが出来るスケーターだと思いますので。今日は苦手な3Sも決めたので演技としては及第点。もう少し滑り込めば3A2発でも表現が伴うのかなと思います。ラストのステップはさすがの一言です。
女子は中一日空いたのが逆に難しい試合展開になったのかなと思います。氷もやや荒れ気味でしたかね、とトランコフ組の転倒にびっくりした一日でした。