Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

春の異変

もうすぐ術後1年になります。思い返すとやはりじわじわときていた体調不良ってあったんだなと思うと自分の鈍さを呪ったりしますし、社会人になってからの不摂生の結果と思うと時々切なくなったりもします。ついた診断名は「子宮筋腫」「卵巣嚢腫」「子宮内膜症」と婦人科系全て(苦笑)で、本当は子宮全摘出予定だったのが「子宮内膜症」による他臓器癒着がひどく(あと、あの日私のあとに緊急を要する手術が入ったので)病巣のみ摘出という結果となり、今は「子宮内膜症」の治療をしています。

この子宮内膜症、「痛かったでしょう?」と言われるのですが痛いのが当たり前だと思っていたのと、若い頃何度か婦人科にかかっても特に何も言われずいたので今となっては若い時点で大きな病院にかかっておけば・・・とちょっと恨み節。

術後最初に頂いた薬が「ルナベル」でした。これが全然効かなかった(笑)髪や爪に影響が出るくらいなのに病気には半年経過で効果なしと判断され、10月から「ディナゲスト」を処方されています。さんざん「不正出血がある」と脅されていたのですがこれが劇的に効きまして、疲れやすいとかのぼせやすいとか乾燥が気になるとかはありますがかなり快適に過ごせています。とはいえ、経過観察日の次の日に大出血したり・・・で全く油断できないですが。この薬、新薬らしいのですが月の薬価が8000円超えるというシロモノで・・・。おかげで遊びものを少し控える算段を常にしています。経過が良ければ1日一回の服用でいいらしいので、それを期待して今は日々過ごしています。

そしてもうひとつ、効果が・・・今年の花粉症、今の所症状が出ていません。親戚のおばさんに「体調が変わるかもよ」と言われていたんですが、その通りになりました。医学界ではオフィシャルではないですが「子宮内膜症」の原因に「アレルギー説」があって、花粉症の薬が効くというのがネットでたまーに出てきます。腸内環境を整えれば花粉症が軽くなるというのも結局体内でアレルゲンの反応が過敏であるのをコントロールすることになるわけです。また入院を経て、私はどうも人より外的反応が過敏なのもわかりました。花粉症もそうですし、痛み止めでも薬疹が出る騒ぎでした。親も膠原病なのでちょっと遺伝もあるのかな。それらが今少し改善がみえて、身体ってすごいなと思っています。

そうなると・・・私元々人混みが苦手だったり大勢の人との会合で頭が痛くなるどころか気持ち悪くなったり、飛行機で気絶していたり(実は・・・w)駅前ダッシュがダメだったり社会生活で苦手なことが多く、単なる体力不足なのかと思っていたら自律神経が弱いことに気づきまして・・・。基礎体力・筋力は人より良かっただけにこの身体のバランスの悪さに考えてしまっています。疲れてくると人に会いたくなくなったり・・・獣ですよね。気づいた以上、今の職場、そういう理由で大丈夫じゃないような気がしてきて、あと最低15年働かなくてはいけないのでどうするか思案しています。「更年期」にも差し掛かるので一年一年が悩みながらだなぁと40代って惑いっぱなしだなと改めて不惑の意味を感じています。

去年の入院日記、ネットで出てくるものに比べレアケースwなので描きがいがあるんですが今の仕事している限りは無理なので先に事後報告だけしました。

日常的にはいたって元気です。職場は一切配慮がありませんが・・・。