Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

二面性の均衡

この間の旅のお供、今回は「ネバーランド」(笑)ちゃんと煩悩モードも連れて行きました。ドラマの方も今後の展開次第ですが久々に「見る」ドラマになりそうですが原作もかなりウルっとさせられました。あまり詳しく書くとネタバレになるので控えますが最近「竹宮恵子のマンガ教室」という本を読みまして(別に今更マンガ家にという訳ではなくデッサンの取り方が出てたので)その中に「人物や物事の二面性」というものを語った部分がありましてどうも私もこの部分が上手く出ている作品が好きだと気付きました。単純な話も好きですが一方で「陰影」の強い作品も好き。よくよく考えれば「ティガ」もそういう話だったんですよね。だからハマったのかとこじつけてみたり。普通のドラマで(普通って何よ??)そういう傾向のものだったといえば「高校教師」がもう激ハマでした。その後の野島作品はそんなに見てないのでこれは特別。先生と生徒の破滅的な純愛が好きでした。あと演出的な見方をすれば生徒とその父親の関係が明らかになるシーンで(ちょっと生々しいかな?ゴメン)ベッドに横たわった女生徒のロングショットから次女生徒の伏し目がちなけだるそうな表情のアップになるのですがすごいキレイに撮ってもらっていて。先生が来た事に気付いた後の表情はいつもの演技上の表情だっただけに印象に残ってます。「ネバーランド」も今までに見た事ない健君の表情が見られるのかなぁと思うとかなり楽しみです。ただ原作は原作ですが明らかにいらない人物が増えているのが気になります。Jr.だけでなく女の子の方も。その扱いが雑だと見るの辛くなるかも…と思いました。

主題歌も本当トニセンチックでいいですね。この曲に限り踊らないでスタンドマイクで坂本&井ノ原のツインボーカル&長野君のコーラスという絵。導入のピアノ岡田君が弾くなんて事になったらもう大変かもしれない。健君剛君がメインダンサーってとこかな。作詞が原作者本人だそうでかなり世界観が明確なので…頼みますよ>サンチェ氏