Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

THE ALFEE One Night Summer Dream 2012 
We Get Requests!(2)

リクエスト、という形で彼らの楽曲を棚卸しすると、三人のボーカルの特性と役割が如実に出てしまうなと思います。以下は先日のNACK5特番のベストテン。

10位 明日なき暴走の果てに【坂崎】

    無言劇【桜井】

    生きよう【高見沢】

    恋人達のペイブメント【高見沢】

9位  メリーアン【桜井】

    夢よ急げ【桜井】

    クリスティーナ【桜井】

8位  Flower Revolution【三人】

7位  Pride【桜井】

6位  セイリング【坂崎】

5位  恋人になりたい【坂崎】

   真夏のストレンジャー【桜井】

4位 Musician【坂崎】

3位 ラジカルティーンエイジャー【高見沢】

2位 SWEAT&TEARS【高見沢】

1位 星空のディスタンス【桜井】

恐らく、今回のイベントのランキングもベストテンに入るものはそんなに変わらないと思います。アルフィーのメインボーカルは桜井さんだという事が良く分かりますし楽曲も幅広い。高見沢さんは曲数は少ないけど2位3位を押さえて楽曲のインパクトの強いものが。坂崎さんは共感型の曲で上位。

桜井さんはプロのボーカリストとして圧倒的な声質と癖のない曲表現が出来る希少性を感じます。高見沢さんはパフオーマンス力。ライブの高見沢さんて、テレビの5倍くらいの存在感ですから。

坂崎さんは上手いんですが、表現はやや狭いんですよね。だからライブでのクローズ曲がほとんどありません。覚えている限りでは「My Truth」くらいかな。でも10位以下をさらうと山のように入ってくると思います。「哀しき墓標」「NOBODY KNOWS ME」「Nervous Breakdown」「1人ぼっちのPretender」「天河の舟」・・・・。他の二人には夢のような世界を魅せてもらい、坂崎さんには等身大の自分の鏡としての気持ちを深く探るような歌、恋愛歌でも自分にも手に届きそうな親しみやすい世界観があると思います。そういう世界を表現するタイプはやクローズには向かないけど、普遍性の世界は坂崎さんに軍配が上がるような気がします。故加藤和彦さんも「感謝」は自分で歌えず、坂崎さんに託してました。

三人の絶妙といえるバランスを再認識しました。

ライブ生涯3000本目標、ということでいよいよ「先」が見えてきていますが、燃え尽きるまで応援しつづけようと改めて思いました。

今回のリクエストは、私は応募していないです。3曲しか選べないなんて無理無理。