Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

ライトユーザー視点の四大陸選手権

まだまだ競技中ですので、内容は割愛しますが「女子は強くて男子は素敵」を地でゆくオールジャパンチームでした。四大陸は金欠病のため初めから行かないつもりでした。国内でやる国際大会に行かないのなんて、私としては相当珍しいのですが、NHK杯と比較しても四大陸は強い国が偏るからワクワクしない割にチケットが高いのがネックでちょっと食指が動かなかった・・・。2008年の四大陸は韓国まで見に行ってるのですが、チケット安かったよな。(女子カテゴリ、手に入らなかったけど)飛行機もマイレージでほぼただだったのでその印象を払拭出来ない値段でした。早くカテゴリー別チケットを発売して欲しいよなあ。。。。

という訳で保存版は当然Jスポ待ち、某代理店の陰謀のためライブもどきの放送は地上波、CXで観ることになる訳で本当に久しぶりにフジの放送を見ました。ワールドはJスポだし、全日本は現地なので観る機会が本当になかったんですが、それならあえて、ながらで見てみようかなと思って(結果はネットで知ってしまうわけですし)あまり意識をせずに見ていました。塩さん音声はチャンネル替えでカットしてみたり(笑)。そこで感じたのはその選手のプロセスを意識したストーリー的な構成なんだなと。ライトな人って結局知名度が出た人に対して「見てみようかな」と思う行動があってなので、長めに編集してどこから見始めてもその選手、というのは不特定多数向けでは正しいのかなと感じました。フィギュアそのものを「面白い」と思って見るのはもっと後の行動だし、そういう行動を起こす人はまだまだ少ないと思います。それでも、少なくてもTBSで放送されていた頃よりはきちんとキラーコンテンツに育てたフジの力は無視できないのでここで確実にファンを増やすのは知識が深くなった時に実は要所を押さえている放送であって、それはひょっとしたら解説の力なのか、実況の力なのかなと思います。五十嵐さんが解説をやらなくなって、私は数年、Jスポすらライブでない限り、アイスダンス以外は演技だけしか見ていないので少なくても自分の知識を超える実況は育っていないのが現実なのかなと思います。

そうそう、2000年の四大陸はTBSの放送でした。会場は同じでも状況はすっかり変わってしまったなとちょっとノスタルジックな感想をもってました。

羽生君が満を持してJOCシンボルアスリートになりました。羽生君はカナダを拠点にしているのでいざとなれば逃げ道はあるから良かったかなと思いますが、私の持論として「一過性のファンはファンとして認めない」というのがあります。人のファンでなくフィギュアスケートのファンでいて欲しいし、下位選手でもノービスでも学生でもレベルに合った面白さがあるのがフィギュアスケートだと思います。特定の選手が引退した後「フィギュアがつまらなくなった」という言い訳で一過性の思いをごまかす事はしないで欲しいなとだけ願っています。