Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

それぞれの戦い(1)

更新がすっかり滞ってしまったのはGPSシリーズに関しては中国杯以降まだVTRチェックが終わってないからです。普段ちょっと(ちょっとか?? 笑)帰りの遅い生活なのでなかなか難しいな、という事で見いないエアー観戦気分でGPS以外のネタだし。

セクショナルと呼ばれる大会が終わり、著名な選手ではキャロライン・ジャンレイチェル・フラットなどが順当に全米本戦に進みましたが、ちょっと前に記事にしたアリッサ・シズニーは大会に出られる状態ではないとのことで、大会に出場しませんでした。引退は示唆していないとのことですので、いつかまた、彼女の清楚な美しいスケートを見たいなと思います。
昨季は故障に泣いて大会で結果が出せなかったためにGPSにエントリーのなかった彼。今季は拠点をユーロ圏に戻し、オンドレイネベラ杯・ニース杯と2連勝。チェコの五輪出場枠は「2」。問題なく五輪には出てくると思うのですが今季はミハル・ブルジナがちょっと調子が悪く、チェコ男子がなかなか成績が揃いません。
蛇足ですが、オンドレイネベラ杯は今年トマシュが優勝するまで何と日本男子が5連勝していました。2013年大会もSP1位は無良選手でしたので、日本男子の強さをこんなとこで実感します。
有力日本男子の中でGPSに出る力がありながら昨季の怪我でそれら大会に出場資格のなかった村上選手ですが、メラーノ杯ではFS1位の総合2位と、力のあるところをみせてくれました。この大会の1位は昨季のワールド銀メダリスト、デニス・テン。実力のあるところがよーくわかる結果です。
国際大会の様子をみるとSPはどうにかいいところまでいくけどFSで失速するという、ベテラン選手の典型な点の出方をしています。フィギュアスケートの難しいところとして競技が2日間あるというところで2本揃って結果が出るという競技ルールがベテラン選手の早期の引退に繋がるんだろうなと思います。1日だけならもっと長く選手生命を維持出来るのではと思ったりします。彼女は全日本まではイタリアで練習するとのことです。