Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

ひとまず決着

長い長い孤独な戦いでした。私は昨今の雇用状況の象徴のような契約社員の立場で、ありがたいことに毎回契約更新の打診は受けるのですが、雇用条件が全く変わらないことに失望し、現状の雇用契約終了でこの6カ月を過ごしてきたのですが、肝心の更新月にさらにぐだぐだするという顛末となり、逆に精神的に追いつめられるような事態となりました。本当、大きい会社のやる事は人を道具扱いだよなぁ・・・。

前の契約で給料が変わらないなら自宅近くの勤務地へ異動させて欲しいという打診で契約を更新したのですが、その後がどうも平行線で「どこか行きたい部署がある?」と途中入社の人に答えにくい状況で結果放置という形になりました。仕事の引き継ぎなんかはとっくに終わってますので職場には行くだけで、異動先の照会があるわけでもなく。何となく三すくみの状態(人事権のある部長、直属の上司である課長、私)で契約更新月に。こちらはこの間に何かしら部署を照会してもらえると思っていたのに全く音沙汰がないままで意を決して部長に打診をしたのがGW前でした。その時もちゃんと言わなかったのがいけないのかのようにいざ更新の意思がないのが分かると慌てて他部署をあたるという騒ぎでした。一応デザイナー職なので、そういう方面でいたかったのですが、この半年元々デザイナー採用がない会社だったということに思い当たり、自分の希望は叶わないのかなと思い始め、いくつかついでのように紹介されても気持ちが乗ってないのがお互いに分かるというか。しかも世の中景気が回復してきているのに制作の方が落ち込んでいるということでリストラをかけているという話まで。こういうデリケートなタイミングでそれはないよな・・・と思い、少し考えて、「そこそこの残業」は諦め、制作系で一番忙しいと思われる部署に打診をしてもらい、無事(?)そこへの異動となりました。正直、妊婦を徹夜させるようなマネジメントの部署なので恐怖しかありません。ここまでかな・・・と思い、とりあえず異動だけしてみて、倒れたりクビになったりと諦めがつくとこまで頑張って、制作系は引退するかな・・・と思い始めています。

内外的に評判の悪い職場なので毎回辞めようと思ってそれでも5年居るのにほとほと呆れていますし、でもすごい自分にはなれないのだからどこかで諦める時が必要なんでしょうけど、どうしても諦めきれなくて。少し方法を変えてみようかなとも考えています。そしてそうこういう内に健康自慢だった私もあちこちガタがきていて少し健康に不安を覚えるようにもなりました。まだ未病の状態ですが、私は両親が短命で自分で長く生きられるイメージがどうしても持てない上に今少しずつ調子が悪いのはやはり「遺伝」?と思うところもあり。元々人とは違う人生なのだから濃厚に過ごしてゆく道を選ぶべきかなと思っています。

いきなり無職の可能性もあったのでアイスショーも控え、ストイックに過ごしていました。トニセン舞台も1公演のみ。一応半年は生き長らえるのと今度は今までで一番近い職場になるので少し体制を立て直して、次に進もうと思います。