Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

たまアリと横アリ(1)カーニバルオンアイス編

この3連休は久々のイベントはしごで、土曜日はカーニバルオンアイス、月曜日はV6コン(長野さんバースデー!)です。

カーニバルオンアイス、ジャパンオープンは行かないスケート関連のひとつですが(私はちょっと団体形式苦手です)同じマンション(!)の方がスケートに行ってみたいという約束を果たすために同行者に選んでもらって、カーニバルオンアイスに行くことにしました。今気楽に行かれる国際大会ってジャパンオープンか国別対抗戦くらいでそれも羽生選手が出ていないのが条件ですものねえ。時代は変わったものです。あと、フレンズオンアイスと氷艶も候補にはしていましたが一番現役に近い選手が揃うのと、自分の予定も鑑みた結果となりました。

ものすごい久々のエキシビジョン形式のアイスショーでしたが、随分あっさりした感じで、そうか・・・こんなだったっけかな?と思いましたが2部に入って町田くんの「白鳥の湖」の演技で掴みはオッケー!という感じ。フル規格のリンクであれだけの圧巻のパフォーマンスができるのは素晴らしいなと思います。少し落ち着いたのでしょうか?BSジャパンで解説デビューもされるとのことで、また一人逸材がスケートに還ってきたなと思います。

もう一人はやっぱり、格が違うと思った髙橋大輔くん。滑りの泥臭いところはだいぶ落ち着いた感じですが、久しぶりで生で新プロを見られて場を制する力の健在を感じました。もう少し練習する時間がとれればまだまだキープできそうですけどね。ツイッターでざわざわしていたのですがアニメの挿入曲なのかな?新しい面をみせてくれたと思います。

久しく国際大会に行っていないので(NHK杯に行けなくなったのは痛いなぁ・・・・)最近のスター選手を生で見る機会が全然なかったので、ザギトワ、メドベージェワ、ネイサン・チェンは初見になります。点の出方などを見るとまだシーズン序盤感があるのかな、ザギトワとメドベージェワはタイプが似ていてジャンプの大きさはないけど、前後のムーブメントでジャンプの加点を稼ぐタイプ。日本選手にもまだ、追いつく余地はありそうな気がしますが、大きな大会でトップスピードが出てくればもっと印象が違うのかな。特にメドベージェワはかつてのクリスティヤマグチに近い印象を受けました。癖のない回転軸の早い、優等生な演技。もしエモーショナルさを出せるタイプがノーミスだったら、まだわからないなと思います。

びっくりしたのがネイサン・チェン。中国系ですがとても音感のよい、踊れる選手で、今年はローリーのプログラムですし、金メダル争いの有力候補の一人になるのかなと思います。

日本勢はかなクリ、生でみてもその所為の美しさ、ハイライトの作り方が従来の日本選手にはないものを持っているなと思いました。ゲストでしたウィバー&ポジェと比べるとまだスケートの方が追いついていないので、もっと滑れば楽に上位に入るのではと思います。三原舞衣選手はとても滑ります。リンクの使い方の大きさは魅力。あとは音の捉え方のポーズのタメかもですね。本田真凛選手はジャパンオープンはミスがあって、ノーミスなら140は出てきそうな感じがしますが、ショーで、シニアに混ざるとやはり場を圧倒する力が弱いかなと思います。三原選手、坂本選手、樋口選手はとても滑る選手で、旧醍醐勢、現関大勢はそこがどうしても弱点ですね・・・。シーズンを通してどこまで近づけるかな。

そういう意味では先輩たち、髙橋くんをはじめ、あっこちゃんや織田くんはその領域を得たスケーターです。久々にみてやはりいいなぁと(織田くんはPIWでみさせて頂きました)素晴らしいお手本がいますから、どこまでも高みを目指して欲しいなと思いました。