Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

2013年世界選手権(男子)

今回は熱心に結果を追ってませんでしたが、それでもSPが終わっての日本男子の順位に凍り付いた次第です(汗)終わってみたら楽勝の3枠でしたが、日本男子は五輪の枠取りのかかるワールドはとにかく怖いことが多いなと実感した大会でした。古くは1997年、長野五輪の前年、ウルマノフが棄権したために日本男子2枠(それ以前はしばらく1枠だった)、比較的余裕だった2001年、大ちゃんのトラウマの元凶(?)2005年、まさに薄氷だった2009年、そして今季。今季は羽生君+無良君でも3枠でしたから、余裕といえば余裕ですが、3人中2人が体調不良らしいという、どきどきの展開でした。

四大陸の参加がの可否、という意見もあるのですが、じゃ女子はどーする??ということもあり、やはり慣れるしかないんではないかなと思います。今大会の日本男子の結果は2005年の女子に似ていて、国内の競争が厳しくなり、トップ選手にとっての全日本が消化試合にならなくなってきて、世界選手権にピーキングが出来なくなるという状況。でも「そういうもんだ」となれば、どこでもいつ戦っても強い選手になるんだろうなと思います。

パトちゃんの3連覇・・・これは見事としかいいようがありません。フリーこそ失速しましたが、カナディアンってカナダでの試合に弱い傾向があったのを吹き飛ばしての優勝ですからね。今季スタート時はコーチ変更やらゴタゴタもありましたが、関係ありませんでした。この四年の集大成としてソチ五輪が待っています。今回はレイノルズ君も良かったですね。四大陸チャンプでSP3位、いろいろ磨けば上を狙えます。

覚醒したデニス君とユーロチャンピオンとしての堂々とした出来であったフェルナンデス君。南欧の選手の表彰台は初です(今調べた)スペインの選手はたまにいいなという選手がいたんですが、表彰台クラスは本当素晴らしい。スケーティングが良くなればもっと楽に勝てるだろうなと思います。

ジュベールさんがとても頑張っていたのが嬉しい。ジュベールは比較的カナダの大会に強いです。今回のフリーはキックアウトをやっちゃいましたがクワド2回、すごいです。スポーツだなぁ。

アメリカ男子2枠、ロシア1枠。ロシアはなぁ・・・。これまた長野五輪前の日本女子の状況に似ています。プルシェンコを担ぎ出すしかない状況にしたのは痛かったなとだけいっときます。