Minato Sugisawa's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

2014年全日本フィギュアスケートジュニア選手権大会

つくづく、前乗りすれば良かったと思うくらい、新潟滞在を全く堪能しない遠征となりました。このリベンジは大阪で(無理だと思うけど)ひらパーへ行く余裕はないだろうなぁ・・・・。

開催前日には地震が発生し被害も出ていた中での大会で、何ごともないということが本当に大切だなと思いながらの観戦でした。被害に遭われた方、お見舞い申し上げます。

初の開催となった新潟アサヒレックスアイスアリーナ、観客席は実はそこそこあったのですが、選手出入り口側が完全クローズで、そこに報道カメラと選手席、実況席とTV中継用カメラ、あと選手向け映像サービスのカメラを開放側の2階設置ということで結構な数の席をつぶしていたんですよね。それらがなかったら実は立ち見にはならなかったような・・・とは思うんです。ショートサイドが透明防護柵(というのか??)で覆われていたり、貴賓室的な位置が関係者スペースで埋めていたりと(受験、とあったので審判や技術役員試験もあったのかも)少々デッドスペースが気になった配置でした。結構な寒さでしたし、立ち見だし、神宮で開催されていた頃のブロック大会を思い出しました。

氷はとても良かったのか、男女ともミスが少ない力を尽くした大会になったのではと思います。

女子

西の方を見ていなくて、レポートを追っていました。西日本の方がレポート系が充実して非常に熱い印象だったので競技会では上位独占?と思ったのですがSPが終わったところで1〜3位は東日本独占。1位2位に関しては文句なしの出来でした。さすがGPF出場者です。樋口新葉選手は昨年のノービスAチャンプ、その実力をジュニアに上がってもストレートに発揮、滑りの早さが特筆ですし、女子としてはとてもアグレッシヴで伊藤みどりさんを彷彿させます。今年中2の13歳で来季までは世界選手権の出場権がありませんが順調に伸びて欲しいなと思います。2位の永井優香選手は背が高くエレガント。細身の身体でジャンプは確実。昨季も既に優勝候補のひとりだったんですけど、ミスが出てしまったというか、全日本ジュニアにピークが合わなかった印象。それもあってか非常に強い意志を感じました。3位の青木祐奈選手は今季のノービスAチャンプ。度肝を抜く3S+3Loでした。

じゃ、このままフリーも行くのか、と思えば西日本勢の逆襲、筆頭はノービス推薦本田真凛選手、フリーでは2位でした。SPで回転不足やらスピンのミスやらあったようなんですけどフリーはほぼノーミスで刺さったのは3Fのみ。回転不足を取られやすいのかな?と思ったのですがそんなことはなかったです。来季いよいよジュニアカテゴリー、実力以上に注目度の高い選手ですが、選手として順調に育つことをとにかく祈ります。フリー3位、総合2位に坂本香織選手、難度的には遜色なく、SPも4位でしたので実力通りでした。ただ、上位選手がアテンションで済んでいるところにルッツのエラーマークは今季のルールではちょっと辛いかな。早めに修正した方がいいですね。

という中でも踏ん張った東日本勢、青木選手はちょっと気負ったかな?樋口選手も永井選手も少しずつミスが出ていたんですけど上位を死守する強い意志とそれでいて演技を全うするバランスととにかく強く美しいものを感じました。女子は最近の男子パワーに押されていますけどすぐ復権するなと思う内容でした。

男子

宇野選手大本命ということでSPではジュニアながら82点というスコア、そのくらい素晴らしい完成度をもっていました。背が伸びて演技力が合うようになったよな。音ハメが素晴らしいです。ところがフリーでは良くある4T2回、3A2回の高難度構成をして自爆(苦笑)宇野くんが3Lz失敗したの久しぶりに見ました。ジャンプの構成をひとつ上げるというリスクをみたような気がします。とはいえ、4T一回なら勝負出来る域らしいのでこれはシニア戦線も分からないなと思います。2位に山本草太選手、去年も感じたのですがコンビジャンプの飛ぶ感じが羽生君のノービス時代を彷彿させるんですよね。むしろ安定性としては山本くんの方が上かも。14歳、宇野君は今季の成績如何ではシニア移行をしてしまうかもなので、次の飛躍を期待してます。3位に中村優選手。北海道出身で関大に移籍する形で西日本の選手になるというマンガの主人公のような生活でしたが無事結果を出せたことになるのかな。憧れであろう先輩、髙橋大輔くんの片鱗は感じます。大学生になってどのように開花するのか楽しみに。4位の友野一希選手、ノービス時代にちっちゃい身体でちょこまかとパワフルに演技をして人気のあった選手ですがジュニアになって3Aをトライするようになってもその個性はままだったのが嬉しかったです。これまた全日本を楽しみに。

個人的にはパピオひいきなので、今回随分沢山の選手を連れてきていたので嬉しかったです。男子は明暗で、ジュニアの有力選手の一人川原星選手はフリーでさらに順位を落としたり、SPでは会場の電飾が光ったり(・・・つーか中庭くんも予選時は良くトラブルに遭っていたので似て欲しくない・・・)今季チャンスだったのになぁ。宮田大地選手は去年の印象のままでいると背がすごく伸びていて全くの別人。ルッツフリップも実装してきていますので実力とおりで5位に入りまして全日本推薦。フリーは7位なので少しギリですけど、全日本のTV放送グループに入る活躍をして欲しいな、というのとフリー曲が「ブレイブハート」なのでいろいろ思い出すなぁ・・・と。編曲が違うので別ものですけどね。

女子は西坂選手、竹野比奈&仁奈姉妹、藤選手。みんなルッツフリップを飛んできます。スケーティングスキルさえ磨けば上位狙えそうですし、藤選手に至っては演技も個性的、「仁義なき戦い」から「キル・ビル」というアイデアは神奈川スケートクラブの選手みたいだなと思いました(褒め言葉?)

今回はアイスダンスのカテゴリーもありました。2組出場でちょっと差があった2組でしたが(汗)かわいいなぁと思いながら。手のこうにちゅーしたり演出も良かったです。五輪種目化で夢を見る機会になったのか、ダンスもペアも少しずつ裾野が広がるといいですね。練習環境は厳しいとは思いますけど。

今回は全員コメントできそうなくらい、本当にどの選手も良かったな、立ち見なのに退屈なことはひとつもなくエキサイティングでした。

皆様お疲れさまでした。