本日4日目、もう折り返しですね。女子シングルSP波乱といえば波乱なのですが・・・。私、優勝しそうな選手を見る状況が緊張に結びつくタイプなんですけど、女子の最終グループになった途端、すっかり落ち着いてしまいまして・・・。それは一種の予感だったのでしょうかね。真央ちゃん、練習では綺麗にジャンプを飛んでいましたがだんだんジャンプが低く小さくなっているような気がしました。美姫ちゃんの方は最初悪くて身体が暖まるとともにジャンプの精度が上がってきてました。結果は周知の通り、SPで自滅という形になってしまいました。美姫ちゃんは落ち着いて滑っていたように思います。スピード感がやや物足りないですがいい演技でした。個人的には友加里ちゃんの最終落ちが残念です。ジャンプが少し歪んでいたりスピードがやはり物足りなかったりはあるのですが、いいミエを切っていたのでね。ヨナ・キムは初見になるのですが今日はパーフェクトでした。真央ちゃんとは違うタイプで別の意味で天才ですね。
ダンス、終わってみればデンコワ組の2連覇が「圧勝」という形でした。日本にものすごくファンが多いのもあったと思いますが今大会だけ切り取ってみると、技巧的に優れているチームが高得点に結びつく傾向があったので最終前の若いチームが高難度の技をガンガンやったその後での円熟系のチームは技術的には少々見劣りしました。どのチームも素敵でしたが一方でそんな印象。最終組の中ではデンコワ達のスキルは圧倒的でした。3位のベルビン&アゴスト組はベルビンの力量不足を世界一のサポート、アゴストの力でもぎ取った印象です。