Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

COI仙台公演

COIより帰ってきました。客の入りがやや厳しいね~。夜の部が特に。チケット代は高いし、皆さん飽きっぽいし(毒)スケート人気の定着はまだまだ遠い道のりですね・・・。

ショーはソロナンバーは良かったです。グループナンバーは・・・あれギャグでしょ??(笑)私、アビドボル&ベルナディスも好きだったんですよ。でもだからといってトニー役はないでしょ??(爆笑)○ゲなトニーに微妙に引き気味。いや、演技は良かったのでいいんですが、ああいう若者の群像劇を30代中心のメンバーで、容姿そのまんまでやるのは辛いなぁと思いました。女性陣は皆可愛いですけどね。怜奈ちゃんの50’sには内心可愛いを連発していました。尚配役はトニー=ベルナディス、ベルナルド=ランビエール、リフ=ペイゼラ、マリア=オクサナ・カザコワ、アニタ=アニシナ、チノ=本田君。アニタは静香ちゃんかもしれないし、ベルナルドとリフは逆かも知れない・・・(物語予習しておいた方がより笑える←違う)いや・・・ツァオのジーンズTシャツの似合わない事ったら・・・。ランビエールははまり過ぎ。年齢的にもジャストですからね。あと日本人ゲストの2人がおまけのよーに入ってきたりして、おまけすぎて高校生のようでした>中庭君(笑)つーか、君ランビエールより年上じゃ。お陰で章枝ちゃんをリフトする中庭君とか(さすがにいつぞやのMOIの南里君よりは堂々していました)静香ちゃんとパートナーを組むとか、本田君ランビエールとのコラボ3Tとか萌え満載でした。コラボ3Tは9/1の2公演は2度ともお手つきだったのですが9/2はパーフェクト。ソロ演技も9/2はパーフェクトだったのでほっとしました。「LOVE」をテーマにという事だったのでそれなら「Kissing you」をやって、勝てないけどランビエールとのロミジュリ対決でもやれば良かったのになぁ。チームジャパンでは年長でこってり系になりつつありますが、こういうツアーに入るとまだまだ末席な感じで、25歳であの初々しさは貴重といえば貴重ですけど、まだまだ表現は向上の余地があるなと思いました。あのパートが静岡だと由希奈&南里コンビになるのか、それはそれでくるものがあるな。

中庭君の新プロを期待していたのですが新プロを用意してきたのは日本大好き(だよね・・・)ランビエールでした。アニシナとの濃い~ダンスをしてみたりグループナンバーは随所に出が多く「働いているな~」という感じがしたのですが(笑)それにさらに今季のSPを披露。大ちゃんの今季のEX「バチェラット」路線の摩訶不思議系です。滑り込んで味わいが変化するのかなと思いました。今はまだ大ちゃんと路線被っている!という印象です。ランビエールの方が少し上品な感じがします。3公演ほとんどミスがないのがすごいです。ランビエールは音の拾い方がとても独特かつ丁寧だなとグループナンバーを見て実感しました。

ダンス陣、ナオミ&ピーターは美しく、素敵でした。表現もオーソドックスですがポジションがアニシナ達と比べるで綺麗です。グループナンバーでその良さが出ていました。アニシナ&ペイゼラはアニシナ少しウエイト絞ったかな?ショーナンバーとしては正直微妙だったなと思うんですけど、会場は盛り上がってました。

今季初見の方々、ペトレンコはほーーーんと素敵でした。何故あれだけのものがいまだに表現出来るのか。渋さと軽快さを上手く表現していました。歓声も大きかったです。ボナリーも手術後のウエイトオーバー気味から少し戻ったような気がしました。ジャンプにキレがありました。あのバックフリップがある限りは健在ですね。

そしてもっと早く発表になっていたらチケットの売り上げが変わったろうに、オクサナ・バイウルの13年遅れた初来日。演技は「白鳥の湖」で9/1の昼公演がパーフェクトに近い出来で良かったです。ものすごい緊張していたらしくそれが逆に良かったようで、以降の公演は細かいミスが出ていました。本当、もっと丁寧にプロ生活を送って欲しかったですが、今は落ち着いているみたいで、ペトレンコとの競演も往年のファンとしてはしみじみくるものがありました。

クロバットチームは相変わらずの楽しさでしたが、珍しくミスしていたんだよな。パワーがいるからかなり辛くなっているのかな。エアリアルは初めてみたのですがサーカスのようで幻想的でそれでそのままオープニングなのでVコンで使えそうなネタだなと思いました(そういう視点??)

静香ちゃんはPIWとかFOIとかの演目と被るのですがマダムバタフライのアレンジの方はオープニングで布ぐるぐる巻きという状態からスタートでファンタジックな感じが増して良かったです。その布を引くのが今回ダンサーとして参加したランビエールの「フラメンコ」を振り付けた人。この人が本当、アーティストでした。ダンスだけで眼福です。トリの方の曲が初披露かな?ゴージャスで見せ方も外に向いてきてプロとしてどんどん洗練されてきていて嬉しいです。美しいな、そんな感想のみ。

章枝ちゃんは1部のトリで「シカゴ」滑りの重さやスピンのスピードが出てきて、良かった一方、ジャンプは少し心配です。リンクが小さいのでそれが原因ならいいですが、3F全公演回転途中で降りてきていました。今年も心臓の痛いシーズンになりそうだなぁ。本田君はPIWと同じ。滑りはパーフェクトに近かったです。

という訳でこってりアイスショーを楽しむ一方、空き時間を利用して仙台にはしょっちゅう来てるのに初めて松島まで足を伸ばしました。仙台牛も頂いてきました(笑)この後のVコン仙台公演とNHK杯のプランニングもしてみたり。ひとまず夏のお出かけは終了です。