Minato Sugisawa's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

バース・ディ

高橋大輔くん、引退後の独占インタビューは元は2時間半のものだったらしいので編集次第でどうとでもなる内容でしたから、話半分くらいでの感想、情報操作が著しい(笑)

フィギュア人気がそれほどでもなかったのはやっぱりメディア対策が下手だったとしかいえないんですよね。話にあった髙橋くんのシニアデビュー、2001年の全日本なんて、女子でもガラガラでしたから。当時会場で見ていましたが大会前大阪でも一切宣伝がなくて、もっとアピールすれば会場入るだろうに・・・とか思いましたもん。まして当時は本田くんも章枝ちゃんも恩ちゃんもしーちゃんもいてそこそこ盛り上がっていた(でもこの時は連盟は恩ちゃんをスケープゴートにしたとこがあるんだよなぁ・・・その影で本田君がマスコミの煽りを受けずに済んだ)ので。TV放送権がTBSからフジに移行して、ライトユーザーへの見せ方を存分に発揮したからこそ、今のブームに繋がったと思っています。でもファン気質ってそう変化がなくて、やっぱりフィギュアスケートのファンというよりは選手のファンである人が多くて、なかなか本質的な裾野の広がりは感じないなとも良く思います。最近ブロック競技会を見に行くと入場者数は増えているようには思いますし、男子の方がパフォーマーとしては優れているようになったことの功績は間違いなく髙橋大輔くんの力だろうなと思います。

自身の台頭が本田君を脅かしたのと同様、羽生君や町田君の台頭はどの選手も通り過ぎる話であり、むしろ競技者で居続けるためにワールド代表最大3枠に入るという可能性が年々狭くなっているのを感じるほどに男子の層が厚くなっていることの方が大きいかなと思います。3位までに入ればいい、というのと3位までに入らなないといけないは全然違いますよね。加齢の部分は大きい大会に絞って。。。という調整もできないことになるし、今ジュニアには宇野くんも控えています。もし、ソチまでの4年が代表落ちの恐怖との戦いでもあったというならば、それらは今からの4年の方が確かに大変。それが「気持ちの方が大きい」ということになるんでしょうかね。

よく思うのがどの世界でも「頭でのイメージ」と「実際のパフォーマンス」が一致する人が一流であり、そういう人ってなかなかいないんですよ。出てきたものを批評する人は沢山いますけどね(苦笑)これ普段自分の仕事でも感じていますけど、髙橋くんは長らく「頭でのイメージ」と「実際のパフォーマンス」が一致し続けてた人ですが、フィギュアスケートの世界ではその期間が本当短く、まずはSPとFSが揃わなくなるという形にでてきます。ジュニアからシニア移行時もそうですがSPはいいけどFSが持たないんですよね。それが単純に体力というならばやはり若い人の領域になってしまうんだろうな。男子はそれでも30歳くらいまで続きますけど、女子はもっと早い。身体そのものが変化してしまうので本当過酷な競技だなと思います。その期間が驚くほど長かった髙橋大輔くん、競技に戻りたいという気持があるなら競技の向きあい方や出る競技の数の絞り込みは絶対考慮する必要があるし、スケート人気を維持したいというならそれはやはりプロという形での方が私はいいのでは、と思います。

今度どのような道をとろうとも、これからの人生がずっと長いのだからチャレンジの気持だけは無くさずに邁進して欲しいなと願っています。