Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

三銃士

坂本くん主演という形でミュージカル「三銃士」の上演が決定とのことで、久しぶりに長野くん以外のメンバー舞台の方に行こうかなと思いました。

舞台というより自分の嗜好として「お芝居」がそんなに好きじゃないんではないのかな?と思います。コンサートとかフィギュアスケートの演技、アイスショーは大好きですけど、ストーリーを追うというか、人の人生を演ずるものにあまり共感を得ない人間です。なのでV6の20周年くらいで長野くんの舞台のみ行くようになってましたが、ドラマに至っては長野くんでも内容によっては最後まで見ることができないでいます。だから「ウルトラマン・ティガ」は本当、どうしてこんなにハマってしまったのか・・・これがなかったらもう少し人生楽だったなと、何度もいいます。

じゃあ、なぜ三銃士は?というのは私が三銃士マニアだからです。あまり語る機会がないですが高校生の時に「アニメ三銃士」に大ハマりしまして。原作とはかけ離れた作品でしたが、毎週釘付けでした。1年オンエアで金曜日に特番が入ると放送休止になっていたので実質1年半オンエアしていたと思います。「アニメ三銃士」はたまたまみたにすぎないのですが、アラミスの声が山田栄子さんで(ファンです。岬太郎くんとか世界名作劇場シリーズは彼女あって。でも鉄人28号とかは見てないんですよね・・・)栄子さんか〜と思ったらアラミスが女性設定でひっくり返った思い出が。で、そこからが沼で三銃士関連のもの、結構集めてますし映像化しているものは割と見ています。2009年の「新・三銃士」(NHK人形劇!)もほぼオンタイムで見ていました。「アニメ三銃士」劇場版も見に行ってます。フランス、パリを舞台にして個人的にはフランスといえば「ベルばら」より「三銃士」です。行く予定はないですが、首飾り奪還のルート、パリからイギリスまでの行程を辿ってみたいなと時々考えてます。

アニメ三銃士」きっかけですが原作の「ダルタニャン物語」も読破しました。翻訳ものなのにとても読みやすくて、繰り返し読んでました。写真のこの版は現在絶版で復刻ドットコムで購入可能のようです。原作11巻揃えているのは希少だと思います。しかも帯付き。11巻だけ帯なしなのが残念。保存状態良好。当時高校生だったから東京駅や新宿などの大きな本屋に買いに行こうという発想がなかったからかもしれません。一般的な「三銃士」は1〜2巻を指します。3〜5巻は「二十年後」6〜11巻はさらに10年後、「ブラジュロンヌ子爵」というタイトルが付けられています。アニメ三銃士も「首飾り編」は「三銃士」からで、「鉄仮面編」は10巻からの翻案になります。坂本くんの役「アトス」を主役にするということでどのあたりが膨らむのかは何となく想像できますが、原作とはかけ離れているとの噂ですし、ミュージカルとなるとどうやって??という印象もあります。

9月、鼻息荒く開演を待ちたいと思います。


昨年秋のリフォームを機会に煩悩の塊コーナーをテレビ前に作りました。ティガは当然として、「アニメ三銃士」と、自分がほぼ唯一アニメーターとして参加した「ヤダモン」NHKアニメって面白いの多かったよな。「モンタナ・ジョーンズ」も好きでした。「アニメ三銃士」は最近再販してますね。何か違う版が出るのかと焦りました。アラミス役、山田栄子さんの「X」のリポストで知りました。

書籍。「アニメ三銃士」コミカライズ版(真ん中)は2巻が手に入らなくて大人になってからネットで中古を購入。便利な時代になったなと実感した覚えが。「風ダル」は女性週刊誌連載でした。中学時代の友人に貸しておいたらその家が火事に遭いまして、焼失は免ましたけどちょっと黒くなってます。実はALFEE漫画「ドリームジェネレーション」も同じ目に。こちらは文庫サイズの愛蔵版を購入したので元のは不要かな〜と思いながら手元に残しています。先週も書きましたけど当人たちは50年を迎えているのに周囲が脱落してしまう・・・。ALFEE BOOKとか続きが欲しいくらいなのに。

おまけ、「ベルばら」もあります。隣に「風木」と「愛のアランフェス」が並ぶw「ベルばら」がルイ15・16世時代の物語だったのに対し、「三銃士」はルイ13世、「二十年後」「ブラジュロンヌ子爵」でルイ14世の時代になります。古き良き、フランスの宮廷文化が堪能できます。ラグビーのスローガン「一人はみんなのために。みんなは一人のために」「One for all All for one」の原典も「三銃士」です。また、三銃士の登場人物も実際、モデルとなった人がいるとのこと。いわゆる二次創作の歴史小説です。ダルタニャンの子孫がブランデーの醸造所を設立して名前を商品に残して、アラミスは「香水」の名前に。フランスでの愛されぶりを随所で感じます。アトスとポルトスは特にないですね。ポルトスはちょっと描写が難しいかな。よく「三銃士」としてスリーピースグループを当てはめるとポルトスだけどうしても合わない。トニセンでもアトス=坂本くん、アラミス=長野くん、ポルトス=井ノ原くん・・・では無理で、アルフィーもアトス=桜井さん、アラミス=高見沢さん、ポルトス=坂崎さんではないよな。色男ではあったようですが。アトスはかなり魅力的で坂本くんにぴったりだと思います。ミレディー役の人が楽しみです。