Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

魔法の文学館&ブイロクの木再々訪

喫茶二十世紀の予約を頑張りたかったのはV6友達が九州から東京に来る予定があったからでした。直前に1人枠でキャンセルが出たので、無事お友達は喫茶二十世紀に行くことができてよかったのですが、さらに直前でちょうどいい時間帯で2名枠のキャンセルが出まして・・・。喫茶二十世紀道、なかなか難しいです。

ブイロクの木のそばで長らく建設中だった角野栄子さんが館長を務める「魔法の文学館」がオープンしていまして、そこもお目当てだった友人。てっきり「ブイロクの木」を一緒に拝めればいいか〜という感じで会いに行ったらここの入館、私の分も含めて2名分の予約を入れてくれたとのことで、せっかくの機会なのでお邪魔させていただきました。設営の様子はテレビで見た覚えがあります。

ピンク!ですが綺麗なピンク色だよな〜と。海外の雰囲気を存分に纏ったおしゃれな角野さん。私、あまり絵本を読んでないので(いきなり漫画だったw年の離れたきょうだいがいる弊害)角野さんの書籍を全く読んでない、来訪者となって申し訳ないですが、一方で機会を与えられると興味を持ってしまうというところがある私、早速いろいろ調べています。ブラジル在住歴が興味深い。まだドルがブラザ合意前では??

入館して、中で絵本が自由に読めるのがいいです。秘密基地のようなスペースがいくつもあって、お好きな方なら1日中過ごせそうです。

エントランスは白系。現在は予約制で土日祝日の当日受付は不可。チラシにそのことが書いてないのは結構クレームになりそうだな。「駅から歩いてきた」という妙齢の女性がちょっと入り口の方に食い下がってました。つーか、バス使ってくださいよ・・・。ここに至る公共バス、とても混んでまして、かなり殺伐としていました。都営バスがあんなに混むこともないので当面は臨時を出した方がというのと、このあたりのひと、フリーダムだな〜とも思いました。

かわいいサイン。

三階建てでデザインは隈研吾氏。全面ピンクですがヨーロッパを思わせる雰囲気。

物陰に隠れるように絵本の世界に没入できる雰囲気となっています。

角野さんヒストリー。大学卒業後にゼミの教授に勧められて作家の道を歩むようになった、というのだから初めから他の学生と何かが違っていたんでしょうね。私の敬愛する沢木耕太郎さんもゼミの教授に勧められて今の職業です。

角野さんファッション。老後の参考になります。私は普段もほとんどアクセサリーをつけないのですが、80歳を超えるとアクセサリーも重くなるのか。あと老化は首から。確かに!

魔女の宅急便」を書かれた頃は角野さんは魔女にそれほど造詣があったわけでないそうで、この作品発表後に魔女について質問を受けることが多くなったとのことで、後学で魔女のことを調べ始めたそうです。

カフェ、あったのですね。葛西駅でランチしてしまった。でも喫茶二十世紀のことと時間帯を考えるとちょっと利用が難しかった。ドリンクが安いです。逆に物販がちょっと高いな〜と。


この建物のそばにブイロクの木。

囲いがなくなって、警備の方もつかなくなって、地域に根ざしているなという佇まいになってきました。3月、桜との競演のころにまた行けるといいな。

癒しの時間でした。